下田ライフセービングクラブ理事長の新刊が登場
特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブの理事長、山口智史による書籍『現場から学ぶリスクマネジメント-ライフセーバーの実践知』が現在発売中です。この書籍は、ライフセービングの現場で20年以上の実績を持つ著者が、様々な不確実な状況におけるリスクマネジメントを網羅的に解説しています。
書籍の概要
本書は、ライフセービングの専門知識を基にしながら、日常生活やビジネスシーンにおけるリスクマネジメントの重要性を説いています。著者は、リスクを認識し、評価し、適切に対応する手法を具体的に紹介し、読者がその知識を実践的に活用できるように工夫されています。特に、知覚心理学や行動経済学の視点を取り入れた「意思決定のクセ」の解説は、個々の判断力を向上させる有益な情報です。
さらに、組織全体で安全文化を醸成する方法についても詳述されており、特に海やリスクのある業務に携わる人々にとっては、役立つ知見が満載です。
どんな人にオススメか
この書籍は特に、次のような人々におすすめです:
- - ライフセーバーやその関連業務に携わる方
- - 自治体の海岸管理や防災に関わる専門家
- - アウトドア活動を楽しむ方々
- - リスクマネジメントの概念を身に付けたい人々
これを通じて、命を守る現場での知恵が、新たな安全意識の向上に貢献することを期待しています。
書籍目次
- - 序章: はじめに
- - 1章: リスクマネジメントとは
- - 2章: ライフセーバーの視点で見るリスク
- - 3章: リスクアセスメント
- - 4章: リスクコントロール
- - 5章: PDCAサイクルの適用
- - 6章: 危機管理
- - 7章: ストレス下での意思決定
- - 8章: テクノロジーの導入
- - 9章: 組織文化の重要性
- - 10章: 未来のリスクに備える
- - あとがき
本書は、2024年11月に日本語版が、続いて2024年12月に英語版も刊行予定です。英語版は『Risk Management from the Field: The Practical Knowledge of Lifesavers (English Edition)』というタイトルで、世界中の英語圏の読者に向けても同様の知識を提供します。
おわりに
山口智史氏は、観光振興やスポーツ、環境保護、青少年教育、地域防災といった幅広い分野で活動してきました。彼の経験と知見を詰め込んだこの書籍は、現場から直接学んだ洞察を求めるすべての人に、貴重なガイドとなることでしょう。ぜひ手に取り、安全意識を高める一助にしてください。
書籍はこちらから購入可能です
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