静岡スーパーの挑戦
2025-05-08 11:50:31

静岡の老舗スーパーマーケットが健康支援サービスを初導入

静岡の老舗スーパーマーケットが「ポケットセラピスト」を導入



スーパーマーケット業界に新しい風を吹き込む取り組みが、静岡に本社を置く老舗チェーンのタカラ・エムシーから発信されました。今回、株式会社バックテックが提供する法人向け健康増進支援サービス「ポケットセラピスト」がスーパーマーケット初の導入例として実施され、業界における健康経営の重要性が改めて浮き彫りになりました。

タカラ・エムシーの創業と理念


1972年に創業されたタカラ・エムシーは、地域密着型のスーパーマーケット「マム」を展開し、静岡県の食卓を支えています。創業以来、「店はお客様のためにあり、社員とともに栄える」という経営理念のもと、地域の皆様に健康的な食生活を提案することを使命としています。顧客ニーズの多様化に応えながら、従業員が心身ともに健康であることこそが、地域社会への貢献を続ける基盤であるとし、2022年からは「健康経営優良法人」として4年連続での認定を受けています。

健康経営の必要性


近年、流通業界を取り巻く環境は大きく変化し、従業員のストレスケアや健康状態の改善が求められています。特に、30代から50代の働き盛りの世代が多くを占めるタカラ・エムシーにおいて、仕事と家庭の両立が求められる中で自身の健康を後回しにしがちな現実があります。こうした課題を打破するため、タカラ・エムシーは「ポケットセラピスト」を導入しました。

「ポケットセラピスト」の新たな取り組み


「ポケットセラピスト」は、身体の痛みやストレスの相談を起点にした健康増進プログラムです。従業員はスマホやタブレットを利用して気軽に利用でき、身体的な不調からメンタルヘルスの向上を図ることができます。タカラ・エムシーの渡仲主管は、「全社に共通する健康経営の強化を目指している」と述べ、特に新たな取り組みとして、多言語対応のWebストレスチェックや集団分析結果の活用を通じて、離れた事業所にも健康支援を届ける仕組みを構築したことを語りました。

従業員自身が健康管理に積極的に取り組むことで、日常的に抱える疲労や不調に対しても向き合うことができ、会社全体の健康意識を高めることが期待されています。渡仲主管は「導入が始まったばかりなので、社内での利用拡大に注力していく」と語り、積極的な周知活動を行う意義を強調しています。

今後の展望


タカラ・エムシーによる「ポケットセラピスト」の導入は、健康経営のモデルケースとなる可能性を秘めています。多様な業種の企業においてメンタルヘルス対策が急務とされる中、バックテックはこのサービスを通じて、企業が持続可能な形で運営できる支援を行っています。今後、どのように「ポケットセラピスト」が広がりを見せ、健康経営のリーターとしてタカラ・エムシーがどのような成果を上げていくのか、注目が集まります。

企業情報


  • - タカラ・エムシー: 静岡県で約50店舗を展開する食品スーパーマーケット。ウェブサイト: タカラ・エムシー公式
  • - バックテック: 健康経営を支援するベンチャー企業で、理念は「社会を健康に」。ウェブサイト: バックテック公式
  • - 「ポケットセラピスト」: 身体の痛みや悩みに基づき、メンタルヘルスを包括的に支援。公式サイト: ポケットセラピスト


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会社情報

会社名
株式会社バックテック
住所
東京都港区芝浦3-14-18 キャナルスクエア芝浦6F
電話番号

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