東京都赤十字血液センターは、地域住民の協力を得て、JR蒲田駅西口広場にて「サマータイム献血」をスタートします。この取り組みは、他の献血会場とは異なり、猛暑の影響を考慮して特別な時間設定で行われます。
通常の10時開始を8時30分に前倒しすることで、気温が比較的低い時間帯に献血を行うことが可能となります。この新しい時間設定により、参加者は熱中症のリスクを減少させることができます。また、「朝活」の一環として献血に参加することを提案し、新たな献血協力者の確保を目指しています。
東京都内では、医療機関が必要とする輸血用血液製剤の需要が増加しているため、安定的な血液供給が求められています。しかし、今年の夏は記録的な猛暑が見込まれており、外出を避ける人が増加。その結果、特に駅前の献血会場では協力者数が減少しています。
実際、7月に入ってからの街中での献血者数は、直近3ヶ月と比較して約1,000名も減少しているというデータがあります。これにより、東京都赤十字血液センターは新たな献血協力者が増えることを期待し、今回のサマータイム献血を実施することになりました。
具体的には、令和6年の8月18日(日)、24日(土)、25日(日)、31日(土)の4日間、JR蒲田駅西口広場にて献血を実施します。受付時間は8時30分から12時30分までとなっており、献血に協力していただいた方には、数量限定でサマータイム献血記念品の「ゆらゆらランタンライト」をプレゼントいたします。もちろん、この記念品は400mL献血にご協力頂いた方に限られ、各日先着10名様に限りお渡しします。数に限りがあるため、早めの参加をお勧めします。
また、献血のご予約はインターネットの献血予約サイト「ラブラッド」(https://www.kenketsu.jp/Login)から行えます。事前の予約を推奨いたします。
地域の血液確保とともに、暑い夏を乗り越えるための貴重な活動に、ぜひご参加ください。あなたの一滴が誰かの命を救います。