新潟の新しい学びの拠点『からふる』
不登校や学びの格差が広がる現代。新潟に新たに誕生した『からふる』は、子どもたちが自分の特性を活かしながら成長できるサードプレイスです。この施設は、自らの使命に出会える場所を目指しており、様々なプログラムを提供しています。
■ 施設の目的と活動内容
『からふる』は、小学生から中学生を対象にした児童館として設立されました。その大きな目標は、子どもたちが自己肯定感を育み、本来の自分を見つける手助けをすることです。幾つかの主な活動を通じて、子どもたちの成長を支援します。
- - 自主学習の場とサポート:各個人のペースで学びながら、必要なフォローアップがあります。
- - 自然体験活動:田植えや稲刈りを通じて、自然と触れ合う機会を提供しています。
- - 宿題支援:近隣の児童館と連携し、宿題や自由研究をサポートしています。
このような活動は、子どもたちの多様性を尊重しながら、彼らの興味に寄り添ったプログラムとなっています。
■ 開設の背景
このプロジェクトの発起人である茨木光一さんは、東京の小学校教員として15年間、子どもたちの教育に携わってきました。彼は、教育の現場で子どもたちの経験の幅が狭いことや不登校の増加に悩んでおり、その改善に向けた取り組みを始めました。「もっと色々な経験を通じて、子どもたちに主体性を養ってほしい」との思いから、地域に根ざした教育の選択肢が必要だと強く感じていたのです。
■ 共同運営パートナーとの連携
『からふる』は、美容業界で活躍する株式会社ボーダーレスと共同で運営されています。この会社の代表である鈴木太一さんと髙木信輔さんは、美容業界のプロとして多くの人と向き合う中で「美しさ」は技術だけでなく、「自己肯定感」にも基づくことを認識しました。彼らは、子どもたちが自己肯定感を育む場を提供することに強い意志を持って取り組んでいます。
■ 目指すビジョン
『からふる』が目指すのは、ただの学習支援の場ではありません。ここでは子どもたちが「自分の使命」を見出し、地域や社会に貢献できるような力を育んでいくことが期待されています。これにより、彼らはより多くの選択肢を持つ大人に成長することができます。
■ 今後の展開
今後、この施設では不登校の学生向けの英語学習塾を開設予定です。国際的に活躍できる人材を育成するための新たな学びの場が誕生します。教育と美容という異なる分野がタッグを組むことで、新しい可能性が開かれていくのです。
■ 施設情報
『からふる』は、子どもたちが自分自身を発見し、自己肯定感を高めるための大切な場所として、これからの展開が非常に楽しみです。