学会運営を支援するWebアプリ『MaAC』とは?
株式会社IDOBATAが新たに提供する『MaAC(Management of Abstract and Conference)』は、日本初の学会運営者専用の要旨集管理ツールです。このアプリケーションは、学会運営の業務を簡潔にし、効率化することを目的に設計されています。要旨の管理から査読、さらには印刷・製本に必要なデータ出力まで、全てをワンストップで行うことが可能です。
学会運営における課題
学会運営者が直面している課題は多岐にわたります。参加者から提出された要旨を整理したり、査読状況の把握、フォーマットの調整、さらには著者名や参加者リストの作成など、手作業で行わなければならない工程が多く、これらを一つ一つ処理するのは非常に手間がかかります。特に、数十人から数百人規模の学会においては、効率的に作業を進めるためのシステムが求められています。
『MaAC』の特長
『MaAC』は、これらの煩雑な作業をWeb上で一元管理できることで、大幅な作業時間の短縮を実現します。参加者、要旨、査読の管理を効率良く行えるため、ワンクリックで要旨を並べ替えたり、番号を付けたりすることができます。また、英語での対応も可能なので、国際学会でも幅広く利用できます。さらに、学会運営者の求めに応じたカスタマイズも対応し、Free版でも試用ができることで、運営者が安心して導入できる環境を整えています。
開発の背景
株式会社IDOBATAは、東京大学や大阪大学をはじめとする国立大学の国際学会支援を行っており、運営者からの多くの声を反映した結果『MaAC』の開発に至りました。特に、要旨集の作成作業が煩雑であるという意見が多く寄せられ、これを解決するために中規模の学会でも導入可能なシステムの必要性を痛感しました。その結果、ターゲットを数十人から数百人規模の学会に絞った開発を進めました。
株式会社IDOBATAとは
株式会社IDOBATAは、基礎研究を広く社会に知らせるために設立されました。現在、研究費用の多くは応用研究や開発に集中しており、基礎研究は軽視されがちです。実際に日本では研究全体の約15%が基礎研究に充てられているのに対し、欧米ではその割合が20%前後となっています。基礎研究が未だ価値を見出されにくい状況を踏まえ、同社は独自に開発した要旨集作成システム『MaAC』を通じて、基礎研究の重要性を普及し、情報発信や交流の場を広げていくことを目指しています。
お問い合わせ
『MaAC』に関するお問い合わせは、公式ウェブサイトから受け付けています。2営業日以内に対応し、運営者様のニーズに合った環境を提案します。これにより、学会運営がこれまでになく快適に行えるようサポートを行っています。
- - 商号: 株式会社IDOBATA
- - 代表者: 代表取締役社長 今村邦之
- - 本社所在地: 東京都新宿区西新宿3丁目11-20 オフィススクエアビル新宿3階
- - 設立: 2018年7月
- - 事業内容: 学会運営支援や基礎研究に関するビジネスマッチングなどを行っています。