サステナブル教育の挑戦
2025-06-24 09:28:53

富士見パノラマリゾートが地元高校生と共に進めるサステナブル教育の新たな挑戦

富士見パノラマリゾートと地域高校生の連携



長野県富士見町に位置する富士見パノラマリゾートでは、地域資源をフル活用したサステナブルな取り組みが進められています。自然環境の保護に加え、地域の未来を育むことを目的としており、大変ユニークな教育モデルとして注目されています。この取り組みは、地元の高校生たちが主体的に参加し、持続可能な社会の構築に向けた実践的な学びの場となっています。

取り組みの内容



地域資源を利用した循環型農業



富士見パノラマリゾートでは、地域の落ち葉や調理くずを用いた堆肥製造に力を入れています。この堆肥を使うことで、地産地消の理念を体現し、育てられた野菜は地域での食材として提供されています。また、この過程へ高校生が参加することで、「農業・商品開発・ガイド活動」を通じて、自身のスキルを磨く機会を得ています。

自然と触れ合う学びの場



今年6月、富士見高校の生徒たちを対象に「ネイチャーガイド」としての勉強会が実施されました。この勉強会では、自然観察や接客マナーの学びを通じて、参加者一人ひとりがどのように自然を伝えるかを考える機会となりました。このように、ただ知識を得るのではなく、自らの言葉で伝える力を育てることが重要視されています。

地域の課題に対するアプローチ



富士見町は人口減少や産業衰退といった課題に直面していますが、富士見パノラマリゾートは地域資源を利用した循環型社会を実現するため、「環境のアプローチ」「経済のアプローチ」「教育のアプローチ」を一体化して実践しています。これにより、新たな地域経済の構築を目指しています。

高校生たちが育てる循環の味



富士見パノラマリゾートでは、施設内で集められた落ち葉や食品残渣、生分解性の容器などを使用して、独自の循環型堆肥を製造しています。この堆肥で育てた野菜は、高校生たちが収穫し、加工作業を行い、最終的には販売しています。今後も現地でのイベントに向けた新商品開発が期待されています。

今後の展望



今後、地域の高校生によるサステナブルな活動を広めるためのツアー作りや、企業・地域・学校が連携した商品開発を進める計画が進行中です。こうした取り組みを通じて、より多くの人々がこの循環に参加し、自然と共生する社会を築くことを目指しています。

施設概要


  • - 名称: 富士見パノラマリゾート
  • - 所在地: 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
  • - アクセス: 中央自動車道「諏訪南IC」より車で約7分/JR中央本線「富士見駅」より無料送迎バス運行
  • - 営業期間: グリーンシーズン(4月25日〜11月24日)、ウィンターシーズン(12月中旬〜4月上旬)
  • - 公式サイト: 富士見パノラマリゾート


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
一般社団法人富士見パノラマリゾート
住所
長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
電話番号
0266-62-5666

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。