2025年上半期のふるさと納税お礼の品人気ランキングを発表

2025年上半期のお礼の品人気カテゴリーランキング

国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが、2025年上半期における「お礼の品人気カテゴリーランキング」を発表しました。このランキングは、2025年の1月から5月にかけての寄付件数をもとにしたもので、特設ページで詳細が紹介されています。

食品カテゴリーの動向

人口の関心が高まっているのは「牛肉」のカテゴリーです。こちらは3位にランクインし、特に人気のあるお礼の品として定番化しています。その後、フルーツ系のカテゴリーが続いており、みかんやぶどう、りんごと梨が4位から6位を占めています。これに加えて、ビール類も4月の値上げを受けて10位に名前を連ねています。

物価高騰の影響

2025年上半期は、食材や生活必需品の価格が上昇し、この影響がふるさと納税にも見られました。「米」の人気はさらに高まり、寄付に対する需要も前年同期比で約2.2倍に達しました。このような状況を背景に、寄付者は「先行予約品」や「配送時期選択タイプ」など、計画的な寄付を選択する傾向が見受けられます。

特に価格高騰が続いた野菜、例えば白菜やキャベツ、きのこなどへの寄付件数も増加しており、生活必需品への意識が高まっていることが伺えます。また、トイレットペーパーなどの「その他雑貨・日用品」も前年同期比で1.5倍の寄付件数を記録しており、これらは定期便形式で提供されるお礼の品として選ばれることが多くなっています。

さらに、電気料金の上昇が影響し、お礼の電力に対する寄付も前年同期比で約1.5倍となりました。このトレンドは、地域資源を利用した再生可能エネルギーへの関心を反映し、地球環境に配慮する寄付者が増加していることを示しています。