愛が詰まったお墓
2018-07-05 17:24:55

手話で愛を表現したお墓デザインが大賞に輝いたコンテスト

第24回 想いを込めたお墓デザインコンテストの結果発表



先日、「第24回 想いを込めたお墓デザインコンテスト」において、創造的で心温まるお墓のデザインが続々と発表されました。このコンテストは、1995年から開催されており、人が人を想うやさしさを伝える場となっています。

大賞の受賞者



ニューデザイン大賞には、神奈川県横浜市の前田房代さんが選ばれました。彼女のデザインは、聴覚に障害を持つご主人と共に歩んできた夫婦愛を象徴するものです。お墓には手話で「I LOVE YOU」を表現したイラストと、愛の象徴である「忍」の文字が刻まれています。これにより、二人の絆の深さと永遠の愛が強く印象づけられました。

特別賞の受賞作品



特別賞には、以下の二つの作品が選出されました。

1. 神奈川県川崎市の中井美恵子さんによる白い墓石に天使たちが演奏する姿がデザインされた寿陵墓(生前墓)です。美しいヨーロッパ風のレリーフが施されたこの作品は、墓所での静穏さとやすらぎを見事に表現しています。

2. 群馬県高崎市の橋本裕樹さんの作品は、亡きサッカー少年のために設計されたサッカーボール型のお墓です。少年の夢をいつまでも忘れずに、墓石には「キセキ」と刻まれており、未来への希望も込められています。

その他の受賞作品



さらに多くの才能ある作品がニューデザイン賞として表彰されました。例として、熊本県の白石和也さんは、友人を温かく迎えるためのお墓を作り、多くの友人が訪れる場所にしています。また、長崎県の荒木博文さんは、ひらがなの「ありがとう」の文字を漢字の「夢」に見立てて刻んだデザインで感謝の意を表しました。

これらの作品は、単なる墓石のデザインを超えた、人や家族への深い想いを反映しています。応募作品は、個性的で新しい形のお墓が多く、多くの応募者がそれぞれのストーリーを持って参加しています。

コンテストの背景



「想いを込めたお墓デザインコンテスト」は、単にお墓の見た目だけではなく、そこに込められた人々の思い出や絆、そして供養の精神を重視しています。全優石によって主催されており、業界の品質向上や消費者の安心を保証する取り組みと併せて、社会的な活動も行っています。

このようなコンテストを通じて、私たち一人ひとりがお墓について考える機会が生まれ、多くの素敵なお墓が世に送り出されることを願います。受賞作品は、これからも人々の心の中で生き続け、多くの人々にも感動を与えることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人 全国優良石材店の会
住所
東京都品川区上大崎2-7-15
電話番号
03-5423-4014

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