創業170年の金平糖専門店が銀座に初進出！夢を叶える新店舗の魅力

このほど、創業170年を迎える金平糖の専門店「緑寿庵清水」が、東京・銀座に初めての直営店をオープンしました。その名も「銀座緑寿庵清水」。この店舗は、金平糖の魅力だけでなく、製造の奥深さも感じられる場として、多くの人々に愛されることを目指しています。

店舗のデザインとコンセプト

「銀座緑寿庵清水」の店舗デザインは、「星と雲」をテーマにしています。天井には「希望の星」をイメージした星が飾られ、ファザードには雲を模したガラスが用いられており、まるで星空の下にいるかのような空間が演出されています。このデザインは訪れる人々が夢や希望を抱ける場所であるように願いを込めて作られています。

金平糖の歴史

金平糖は1546年にポルトガルから伝わり、織田信長も驚いたと言われる美しい南蛮菓子です。当時は非常に貴重な存在であり、公家や高級武士のみが手にすることができました。その独特の製造方法は当時の秘伝とされ、長い間うわさの的になっていました。また、皇室ではボンボニエールとして金平糖が使用されています。

緑寿庵清水の金平糖の製造法

「緑寿庵清水」の金平糖は、製造において特別な技術を要します。約0.5ミリのイラ粉に蜜を何度もかけて乾燥させ、2週間以上の時間をかけて星形に仕上げていきます。この工程で使われる技術は、体得に20年を要すると言われています。製造にあたる職人は、温度や湿度に応じて手作業で調整を行い、金平糖の状態を五感で見極めます。

銀座で味わえる特別な金平糖

新店舗では、限定商品も販売されます。特に注目なのが「至高の紹興酒の金平糖」。こちらは古越龍山25年を使用した豪華な逸品で、深い味わいが楽しめる金平糖に仕上げられています。また、愛媛産のいよかんを使用した「いよかん果実糖」や、コラーゲンを含む「くらんべりー金平糖」など、全75種類以上の金平糖が揃っています。

訪問情報

「銀座緑寿庵清水」は東京都中央区の銀座6丁目にあります。オープンは2017年12月21日で、営業時間は平日10:00から19:30、土日祝は18:30まで。月曜日が定休日ですが、祝日の場合は営業しています。

金平糖はお祝い事や贈り物、自分へのご褒美としても最適です。ぜひ、銀座にお越しの際は「銀座緑寿庵清水」で、伝統の味をご堪能ください。