DNPが「東京都女性活躍推進大賞」事業者部門で優秀賞を受賞
大日本印刷株式会社(DNP)が東京都が主催する「令和7年度東京都女性活躍推進大賞」で、事業者部門の優秀賞を受賞しました。この受賞は、同社が取り組む多様性と包摂(D&I)の文化を発展させる努力と、個々の成長をサポートする施策が評価されたことによるものです。
DNPの取り組み:人材育成の新たなフロンティア
受賞の理由に挙げられたのは、経営陣自らが女性管理職に対する支援に取り組んでいる点です。DNPは「スポンサーシッププログラム」を導入し、経営陣が実際に670時間以上の時間をかけて女性のキャリアを後押ししています。これにより、次世代リーダーの成長が促進され、企業全体で育成を重視する文化が根付いています。
D&Iの全社的な推進
DNPでは、全社規模でダイバーシティ&インクルージョン(D&I)が推進されており、多様なバックグラウンドを持つ社員がそれぞれの強みを発揮するための研修が行われています。この一環として、約3万人を対象にした「アンコンシャス・バイアス研修」を継続的に展開しており、社内の共通言語として定着しています。毎年2月には、社員参加型の「ダイバーシティウィーク」を開催し、12,000人以上が参加するなど、実践的な理解を深めています。
育児に対する意識改革
また、男性育休の取得を推奨するために、DNPは経営トップが「男性育休100%宣言」を行っています。育児休業を取りやすくする制度も整備しており、休暇取得の分割ができるなど、柔軟な働き方を提供しています。その結果、2020年度の男性育業取得率は54.3%から2024年度には96.4%にまで上昇しました。男性社員にとっても育児がしやすい環境が整いつつあります。
成果のまとめと今後の展望
これらの取り組みにより、DNPの女性管理職の比率も向上し、2020年度の6.6%から2024年度には10.4%を目指すことが期待されています。また、男性育業の取得日数も大幅に増加し、2020年度の13.2日から2024年度には27.6日に達する見込みです。これらの成果は、DNPが今後も引き続き多様性と包摂を重視した経営を行っていく上で重要な指標となるでしょう。DNPは「人への投資」を継続しながら、企業価値向上の好循環を実現していく所存です。
さいごに
「東京都女性活躍推進大賞」は、女性が多様な生き方を選択できる社会を目指すために、女性の活躍を推進する企業や団体に授与される賞であり、DNPの受賞はその取り組みが正しい方向に進んでいる証と言えます。今後のさらなる進展に期待が寄せられています。