JR東日本グループの課題解決に挑むスタートアップの参加を求む！

JR東日本グループがスタートアップ企業とのマッチングイベントをオンラインで開催

2024年9月5日、JR東日本スタートアップ株式会社は、デジタル技術を駆使した業務革新を目指すスタートアップ企業とのマッチングイベント「STARTUP PITCH」を開催します。このオンラインイベントは、JR東日本グループが抱える具体的な課題を提示し、優れたアイデアや先端技術を持つ企業との接点を生むことを目的としています。

過去のイベントでは約200名の参加者が集まり、多数の新しい事業提案が行われ、その中から約10社との実際の面談が実現しました。このような高いマッチング率は、参加企業にとっても貴重なビジネスチャンスをもたらしています。

電気システムインテグレーションオフィスがテーマに

今回のイベントでは、特に電気設備に関するテーマが取り上げられます。JR東日本の電気システムインテグレーションオフィスは、専門的な技術管理を行っている部署で、過去にはここから3社のスタートアップと連携が進んでいます。これにより、鉄道のメンテナンスや工事の現場で直面する課題の解決に向けたアイデアを募集します。

イベントの詳細

- 日時: 2024年9月5日(木) 19:00〜20:00 (予定)
- 形式: オンライン（ZOOM）
- 参加費: 無料

参加者は、オリエンテーションを受け、電気部門の概要や具体的な課題についてのプレゼンテーションを聞いた後、質疑応答の時間を通じて具体的なビジョンを議論できます。

求められる技術

イベントでは、特に以下のような技術が求められています：
1. 電気設備の異常検知技術
- 画像解析技術を用いて、設備の異常や劣化状態（錆や腐食等）を迅速に把握できるソリューションを探しています。

2. 契約書類・設計図表の効率化技術
- AI技術を活用し、多くの時間を要する契約書類や設計図表の作成・チェックを自動化するシステムが求められています。

3. 非破壊検査技術
- 工事施工時に埋設された施設の内部状態を確認できる非破壊技術が求められます。