広島ガスにプラント受注
2025-03-28 17:25:29
2MW級バイオマス発電プラント、広島ガス向けに受注!持続可能なエネルギーの未来を築く。
2MW級バイオマス発電プラントの受注について
株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市)が、広島ガス株式会社(本社:広島市)から2MW級のバイオマス発電プラントを受注しました。このプロジェクトは、地域に存在する未利用間伐材を主な燃料として採用しており、環境保護とエネルギーの持続可能性を両立させる重要な取り組みです。具体的な建設場所は広島県廿日市市で、プラントの設計・調達・試運転業務を手掛け、引き渡しは2026年6月末を予定しています。
プロジェクトの背景と目的
タクマは、これまで様々なバイオマス燃料に対応した高効率・省エネルギーの発電プラントを数多く提供してきました。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT制度)の開始以降、顧客からの信頼を得て、国内での納入件数はトップクラスを誇っています。この実績により、広島ガスからの評価も高まり、今回の受注に至ったとのことです。
広島ガスは、この新しいバイオマス発電プラントを通じて、再生可能エネルギー発電事業者が市販の電力市場において売電した際に補助金が支給される制度であるFIP制度を活用し、より効率的な発電事業を目指しています。タクマとしては、FIP制度に基づく初めてのバイオマス発電プラントの受注ということもあり、特に注目が集まっています。
具体的な設備概要
このバイオマス発電プラントは発電出力が1,990kWであり、主な燃料には木質チップ(未利用材)を使用します。これにより、地域の資源を有効に活用しながら、CO2の排出を抑えたエネルギーの生産が可能となります。タクマは今後も、国内の燃料を中心とした中小型バイオマス発電プラントの新設や、既存プラントの燃料転換を進めていくことにより、さらなる普及を実現していく方針です。
持続可能な社会に向けた取り組み
タクマは、国内をはじめとした再生可能エネルギーの拡充を推進し、温室効果ガスの排出削減に向けた努力を続けています。バイオマス発電は、廃棄物の有効利用とエネルギーの生産を同時に実現するため、持続可能な社会の実現に向けた優れた選択肢と言えるでしょう。今回の広島ガス向けプラントの受注は、まさにその理念を具現化したものです。
このようにして、タクマは再生可能エネルギーのリーダーシップを確立し、地域経済に寄与しながら、持続可能な未来を築いていくことを目指しています。
結論
2MW級バイオマス発電プラントの受注は、タクマが再生可能エネルギーに対する真摯な取り組みを続けている証であり、国内外のエネルギー需要に応えるための大きな一歩です。持続可能なエネルギーの未来を切り開いていくタクマの今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社タクマ
- 住所
- 電話番号
-