女性役員比率30%達成に向けた新しい育成プログラム
近年、日本企業における女性の役員比率は依然として低迷しており、2025年7月には経団連の調査によれば、その比率は18.4%にとどまっています。この現状を打破するため、一般社団法人Toget-HERと株式会社ワークシフト研究所が共同で、次世代女性役員候補を育成するためのプログラム「変革リーダー育成プログラム」を立ち上げました。このプログラムは、女性の意思決定層比率を30%に引き上げるという政府の目標にも貢献することを目指しています。
プログラムの背景と目的
政府は、2030年までに女性役員比率を30%に引き上げることを目指しており、この目標の実現には社外からの登用だけでなく、社内での次世代女性リーダーの教育が不可欠です。しかし、多くの企業では人材の育成に時間がかかるため、経営幹部候補を育成するためのパイプラインが強化されるべき課題となっています。
このプログラムでは、経営に必要な戦略や財務、会計などの実践的スキルの習得を通じて、次世代の女性リーダーが将来的に経営層や役員候補として活躍できるような支援を行います。
プログラムの特徴
1. 実践型学習
受講生はハーバード・ビジネス・スクール発祥のケースメソッドを通じて、実際の経営課題に向き合います。この方法は、正解のないテーマについて異なる視点から議論し、自分自身の判断力を磨く訓練法です。受講生は事前に用意されたケースを読み込み、クラス内で討議を行いながら、「自分ならどうするか」を繰り返し考えることで、実践的な思考能力や問題解決力を養います。
2. 経営層に求められるスキルと視座
プログラムでは、経営戦略や財務、人的資本の経営、AI・デジタルトランスフォーメーション、ガバナンスといった、経営層として必要なスキルを体系的に学ぶことができます。また、企業全体を俯瞰しつつ変革を推進するための基礎をしっかり作り上げます。
3. 現役女性リーダーとのネットワーキング
受講生はToget-HERの代表理事である及川美紀氏や、運営リードの大塚泰子氏との面談を通じて、実際の先輩リーダーと直接対話する機会が得られます。さらには、プログラム修了後には「C-Suite Salon」というエグゼクティブサロンに参加できるなど、ネットワーク形成に繋がる実践の場も用意されています。
オンライン説明会の開催
プログラムの詳細については、オンライン説明会が予定されており、女性役員候補育成に興味のある企業や個人を対象に説明が行われます。関心がある方は、公式の申し込みリンクを通じて参加を申し込むことができます。説明会は2026年8月20日に行われ、登壇者にはToget-HERの大塚泰子氏とワークシフト研究所の小早川優子社長が参加します。
プログラムの運営体制
本プログラムは一般社団法人Toget-HERが主催し、株式会社ワークシフト研究所が監修と研修実施を担当します。開催期間は2026年10月28日から2027年2月10日まで、対象者は役員や執行役員候補の部長や部長候補です。参加費用は800,000円(税込み)で、初回・最終回は都内で対面で行われ、それ以外の回はオンラインで実施される予定です。
お問い合わせ
プログラムの詳細や参加に関するお問い合わせは、一般社団法人Toget-HERの小林または毛利までご連絡ください。メールアドレスは
[email protected]です。女性リーダーの育成に向けたこの取り組みに、多くの関心が集まることを期待しています。