有田川町ぶどう山椒プロジェクト
2024-11-15 09:18:59

龍谷大学と連携!和歌山・有田川町ぶどう山椒プロジェクトが活性化

龍谷大学と連携!和歌山・有田川町ぶどう山椒プロジェクトが活性化



和歌山県有田川町で展開されている「ぶどう山椒プロジェクト」が、龍谷大学経営学部藤岡ゼミの参入によって新たな展開を迎えます。株式会社カネカサンスパイス、山椒農家の篠畑農園に続き、三者による連携体制が構築されました。

このプロジェクトは、有田川町特産のぶどう山椒の生産を持続可能なものとすることを目指しています。龍谷大学藤岡ゼミは、2019年から有田川町と連携し、ぶどう山椒の未来に向けた取り組みを推進してきました。その理念は、カネカサンスパイスのプロジェクトと完全に一致。両者の協力関係に龍谷大学が加わることで、更なる活性化が期待されます。

学生の斬新な発想が未来を切り開く



龍谷大学藤岡ゼミの強みは、学生たちの柔軟な発想力です。山椒に馴染みのない学生たちは、「山椒=ウナギ」といった固定観念にとらわれず、革新的な活用方法を生み出す可能性を秘めています。

カネカサンスパイスが保有する50種類以上のスパイスとの組み合わせによって、新たな万能スパイスの開発も視野に入れています。今後は、学生インターンシップを受け入れ、大学と企業が一体となって研究開発を進めていく予定です。

山椒を取り巻く課題と未来への展望



日本の山椒を取り巻く現状には課題も多く存在します。農家の高齢化による収穫量の減少に加え、消費者の間では、本物の山椒の風味を知らない人が増えているのが現状です。スーパーなどで販売されている山椒の多くは中国産の花椒であり、その風味の違いを知らずに消費されているケースが多いと考えられます。

カネカサンスパイスには、山椒の魅力に魅せられた新入社員も入社しています。彼のように、本物の山椒の風味を知り、その魅力を伝えることができれば、日本の山椒を守りたいという人が増えるでしょう。龍谷大学との連携によって、より多くの人に有田川町ぶどう山椒の魅力を伝え、日本の山椒の未来を明るく照らすことが期待されています。

まとめ



今回の龍谷大学との連携は、有田川町ぶどう山椒プロジェクトの大きな転換点となるでしょう。学生の自由な発想と、企業の技術力、そして長年の経験を持つ農家の知恵が三位一体となり、山椒の可能性を最大限に引き出していくことが期待されます。今後の展開に注目しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社カネカサンスパイス
住所
大阪市淀川区十三東1丁目10番17号
電話番号
06-6306-2133

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