キャリア教育とスポーツ
2024-09-17 18:42:52

スポーツを活用した新しいキャリア教育プログラムが高校で導入開始

スポーツを通じた新たなキャリア教育プログラム



昨今、教育界では学問だけに留まらず、実生活や社会で役立つ力を身につけることが重視されています。その流れの中で、株式会社SPLYZAなど4社が共同開発した「部活動キャリア教育プログラム」が仙台育英学園高等学校で正式に導入されることが決まりました。このプログラムは、スポーツを通じて一般的な教科学力を超えた非認知能力を高め、将来のキャリア形成を支援することを目的にしています。

プログラムの背景と目的



現代社会は急速に変化しており、成功するためには単に学びを得るだけでは不十分です。特に非認知能力と呼ばれる、コミュニケーション能力やチームでの協力、問題解決能力といったスキルが重要視されています。この観点から、SPLYZAのプログラムは、日常の学校生活の中で自然にこれらの能力を育むことを目指しています。

仙台育英学園高校は、特にキャリア教育に力を注いでおり、2022年からはイギリスのBTECプログラムを導入しました。このプログラムは、スポーツビジネスと管理に特化した教育内容を含んでおり、さらに新たな「部活動キャリア教育プログラム」は、より具体的なキャリア教育の取り組みとなります。

プログラムの実施内容



このプログラムでは、学生は7つのステップを踏んでキャリアフィールドを開拓していきます。プログラム活用ツールとして、SPLYZAが提供する映像分析ツール『SPLYZA Teams』や、河合塾のアセスメントテスト『学びみらいPASS』、NOLTYプランナーズによる部活ノートが使われます。

具体的には、10月1日(火)に実施されるイベント『SPLYZA DAY』が予定されています。このイベントは、スポーツを通して問題を発見し、解決策を見つける活動で構成されており、生徒たちは実践を通じて学んだことを発表する機会も設けられています。同校のBTECセンター長、千葉慎先生は、「部活動キャリア教育プログラムにより、生徒たちは社会で生き抜く力を養成し、将来のキャリアに活かすことができる」と、プログラムの意義を強調しています。

取材のご案内と今後の展望



『SPLYZA DAY』では、メディアの取材も歓迎されており、学生たちがどのようにスポーツを通じて積極的なキャリア形成へ取り組んでいるのか、その姿を報道してもらうことが期待されています。プログラムは、学生の課題発見能力や表現力を高め、最終的には社会に出た際の成功に寄与することが期待されています。

スポーツと教育を掛け合わせたこの新しい試みが、今後の教育界にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。高校生が自らの力で未来を切り開いていく姿を、ぜひ見届けてほしいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社SPLYZA
住所
静岡県浜松市中央区相生町16-13
電話番号
053-523-7719

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