松浦基悦が還暦に初の弾き語りアルバム『Nostalgia』をリリース

松浦基悦、還暦を迎え自身初の弾き語りアルバム『Nostalgia』をリリース

鍵盤奏者として多くの名アーティストを支え続けてきた松浦基悦が、今年還暦を迎えるにあたり、彼の初となる弾き語りアルバム『Nostalgia』を2025年11月5日に発売することを発表しました。松浦は、コブクロや石井竜也、大黒摩季などの著名アーティストとのコラボレーションを通じて、日本のポップスシーンに深く関わり続けており、その経験を活かした新たな一歩を踏み出します。

アルバムの内容

『Nostalgia』では、松浦自身の表現を西洋のクラシックと日本の近代音楽の融合として極めています。アルバムのテーマは「人々の人生や命、郷愁」で、特に東日本大震災後にソロ活動を開始した松浦にとって、このテーマは非常に重要な位置を占めます。選曲は名曲を中心に行われ、それぞれの楽曲には深い思いが込められています。例えば、「Jesu, Joy of Man's Desiring」や「春夏秋冬」などの楽曲が収録されており、聴く人々に感動を与えることでしょう。

録音へのこだわり

このアルバムは、ヴィンテージ機器を使用した2インチテープでのアナログ録音によって制作されています。この手法により、松浦の深く艶やかな歌声と、彼が奏でるピアノの旋律が生き生きとした音質で録音されています。さらに、曲ごとに異なるタイプのピアノを使い分け、その独自のスタイルや遊び心も大切にしています。

松浦は、自身の誕生日である8月15日に次のようなコメントを寄せています。「あの時、あの人、あの光景を思い出させてくれる、そして、今や未来への活力を与えてくれる名曲の数々。慌ただしい日々の中、ふと懐かしく聞きたくなる、そんな1枚になれれば嬉しいです」。この言葉からも彼の音楽への情熱が伝わってきます。

アーティストからの祝福

また、松浦の音楽活動を長年知るアーティストたちからも祝福のコメントが寄せられています。コブクロの黒田俊介は「今回のアルバムには、”ふざけたヨッシーさん”と、”エモーショナルなヨッシーさん”の両方が詰め込まれていて、最高ですね」と語り、松浦の魅力的なキャラクターを称賛しています。

リリース情報

- アルバムタイトル：『Nostalgia』
- 発売日：2025年11月5日（水）
- 品番：KNRS1005
- 価格：￥3,300（税込）
- フォーマット：CD
- レーベル：Kamnabi Records / ディスクユニオン

収録曲リスト

1. Jesu, Joy of Man's Desiring
2. In My Life
3. 春夏秋冬
4. リンゴの唄
5. Interlude 1
6. 奇跡
7. 青空
8. 舟唄
9. Interlude 2
10. ウキウキWATCHING
11. 風のようにうたが流れていた
12. ジョニィへの伝言

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松浦基悦は1965年に山口県下関市で生まれ、音楽との関わりは幼少期から始まりました。大学時代には浪曲師やジャズのバンドで演奏し、1990年にはロックバンドとしてメジャーデビュー。その後、フリーのミュージシャンとして数多くのアーティストと共演し、近年ではゲーム音楽などでも活躍しています。初の弾き語りアルバム『Nostalgia』は、彼のキャリアの新たなページを刻む作品となることでしょう。期待が高まる中、どうぞアルバムを楽しみにしてください。