環境に優しい野菜の販売開始！ピエクレックスと食べチョクが連携

環境問題に対する関心が高まる中、株式会社ピエクレックスは、持続可能な農業を実現すべく特別な取り組みを始めました。同社が開発した循環型堆肥「P-FACTS」を活用した新鮮で高品質な野菜が、2024年10月31日から産直通販サイト「食べチョク」上で数量限定で販売されることになりました。

P-FACTSとは？

「P-FACTS（ピーファクツ）」は、ピエクレックス社が推進する循環型インフラです。アパレル製品や繊維製品を回収し、その資源を堆肥として農業に還元するこの取り組みは、環境保護のみならず、地域経済活性化にも寄与しています。ピエクレックス社は、持続可能な方法で生成された堆肥を使って、鴨志田農園で育てた野菜の販売を開始します。

食べチョクでの販売内容

「食べチョク」は、生産者と消費者をダイレクトに結ぶECサイトであり、「生産者のこだわりが正当に評価される世界へ」という理念のもと、全国の生産者の想いを消費者に届けています。今回のプロジェクトでは、アパレル製品を材料とした堆肥で育てられた野菜を「環境問題に挑む！アパレル製品を堆肥にして育てた野菜セット」として販売します。この取り組みにより、消費者は自宅で高品質な野菜を楽しむことができるだけでなく、環境への配慮も行えるのです。

調印式での発表

2024年9月12日、株式会社ビビッドガーデンのオフィスにて、取り組みの開始を祝う調印式が執り行われました。式には、ピエクレックス社の代表取締役社長玉倉大次氏、鴨志田農園の園主鴨志田純氏、そしてビビッドガーデンの社長秋元里奈氏が出席しました。秋元社長は、「この取り組みを通じて、アパレル製品のリサイクルと一次産業の連携が実現しました。これは、循環型社会の実現に向けた重要なステップであり、ぜひ消費者に楽しんでいただきたい」と語りました。

サステナブルな未来への貢献

株式会社ピエクレックスでは、農業だけでなくアパレル分野でも環境問題の解決策を提供しています。玉倉社長は、「P-FACTSを活用することで、持続可能な農業の実現に寄与できることを嬉しく思います。この取り組みは、消費者に高品質な野菜を提供するだけでなく、サステナブルな社会の形成にも貢献するものです」と強調しました。