NTTデータ イントラマートとBBSマネージドサービスの提携
株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート社)は、株式会社BBSマネージドサービス(以下、BMS)との間で、2024年8月1日に資本業務提携を結ぶことを発表しました。この提携により、両社は業務プロセス改革から保守・運用に至るトータルサポートの提供を通じて、さらなる事業拡大を目指しています。
提携の背景と目的
近年、IT業界ではシステム開発の内製化が進む一方、保守・運用管理を含むマネージドサービスの需要が急増しています。イントラマート社は、これに対応するため、BBSグループとの連携を強化していました。BBSは、イントラマート社のセールスパートナーとしてBPO事業において重要な役割を果たし、BMSはその子会社としてマネージドサービスを専門に展開しています。
この提携により、イントラマート社は自社の主力製品であるエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart(R)」を基盤とし、高付加価値のマネージドサービスを顧客に提供することで、システム開発からアフターサービスに至るまでの一貫したサポート体制を整えることができます。
今後の展望
BMSは、熊本および鹿児島に拠点を持ち、intra-mart技術者の育成や開発の強化を図ります。一方、イントラマート社も新たに上流コンサルティング会社「株式会社BiXiコンサルティング」を設立し、コンサルティング事業を強化する計画です。これにより、業務プロセス改革を推進するための総合的なサポートが実現します。
この提携により、両社は高度な技術力と業務ノウハウを結集し、顧客の業務プロセス改革と価値創造の実現を目指します。また、継続的なサービス事業の拡大やシナジーの創出にも注力していく方針です。
イントラマート社について
イントラマート社は、企業向けのエンタープライズアプリケーションをサポートするプラットフォーム「intra-mart」の企画・開発・販売を行っています。1998年の設立以来、独自のシステム開発フレームワークや業務コンポーネントを用い、現在では10,400社以上の企業に導入されています。
その強力なバックグラウンドを持つイントラマート社は、今後も顧客のニーズに応じたサービスを提供し続けることで、業界における確固たる地位を築いていくでしょう。市場競争が激化する中で、BBSとの提携がもたらすシナジー効果が期待されています。
まとめ
今回の資本業務提携は、両社にとって新たな成長機会を提供するものです。NTTデータ イントラマートとBBSマネージドサービスが協力することで、ますます進化するIT業界において顧客に対する価値提供がさらに加速することが期待されます。様々な業務プロセスを最適化し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する上で、両社の取り組みから目が離せません。