博報堂DYホールディングス、社内ベンチャープログラムを強化
博報堂DYホールディングスは、2024年に新たに「Ventures of Creativity株式会社」を設立し、グループ社員を対象とした社内ベンチャープログラムの強化を図ります。このプログラムは、マーケティング領域におけるイノベーティブなビジネスアイデアを集め、選ばれたチームに対して投資とアクセラレーションを行うものです。このような社内ベンチャーの取り組みには、様々な制度や施策が設計され、社員の創造性を最大限に引き出し、新たなビジネスチャンスを創出することを目指しています。
新会社「Ventures of Creativity」とは?
新設される「Ventures of Creativity株式会社」は、博報堂DYグループ全体のマーケティング業務に携わる全社員を対象にした社内ベンチャープログラムの投資機能を担う特別目的会社であり、2024年8月に設立される予定です。代表取締役には武田博男氏が就任します。プログラム参加者は、一般的なスタートアップ市場に近い環境でのビジネスコンテストを経て、選出されたチームに投資がなされます。このようなアプローチにより、社員も自身のアイデアを具体化しやすくなり、さらなる成長が期待されています。
目指すものと「グローバルパーパス」
博報堂DYホールディングスは、2024年6月に「グローバルパーパス」を発表し、その中で社会に対する存在意義を再確認しました。Ventures of Creativityの取り組みは、このパーパスを体現する重要な手段として位置づけられています。社員が持つ様々なアイデアを社内で具現化し、次世代の事業の核へと育てることが目標です。
新会社は、これからの挑戦を通じて、社員それぞれの思いやビジョンを新しい事業に結びつけるためのプラットフォームとなります。博報堂DYグループ全体が、社会に貢献しつつ自己成長を促すためにも、社内ベンチャーの活動は欠かせないものになるでしょう。
このような取り組みは、日本国内だけでなく、世界中でのビジネス展開の可能性を秘めており、今後の企業の成長に大いに寄与することが期待されています。社員が自由に発想し、創造的な製品やサービスを生み出す場として「Ventures of Creativity」が機能することは、企業全体の活性化にもつながるでしょう。社員の力を結集し、新たな価値創造を果たすため、博報堂DYホールディングスはその一歩を踏み出しました。
新会社「Ventures of Creativity」についての詳細は、公式ウェブサイト
https://voc-hdy.com/をご覧ください。