沖縄ゆいレール全19駅にモバイルバッテリーシェアサービス設置

沖縄ゆいレールに充電無用の新サービス登場

沖縄都市モノレール、通称「ゆいレール」は、沖縄県内の交通の要所として観光客や地元住民に広く利用されています。この度、全19駅にモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」が導入されることが決定しました。設置が行われるのは2024年10月7日から10日までの間で、すでに那覇空港駅を含む5駅では設置作業が完了しています。

更なる利便性の向上

「ChargeSPOT」は、駅利用者が手軽にモバイルバッテリーをレンタルできるシステムです。観光スポットへのアクセスが良いゆいレールの駅に設置されることで、観光客は充電の心配をすることなく、長時間の観光を楽しむことが可能になります。例えば、那覇空港駅を出発点にして、首里城や国際通りといった観光地に向かう途中で、旅行者は充電切れの不安から解放されます。

沖縄は台風などの自然災害が発生しやすい地域でもありますが、「ChargeSPOT」はそのデジタルサイネージ機能を通じて、急告板としても役立つことが期待されています。悪天候時の運行情報などを即座に発信することで、利用者の安全を守る役割も果たします。

設置の詳細とスケジュール

設置のスケジュールは以下の通りです:

- 10月7日（月）: 那覇空港駅、赤嶺駅、奥武山公園駅など5駅
- 10月8日（火）: 県庁前駅、旭橋駅、美栄橋駅など5駅
- 10月9日（水）〜10日（木）: おもろまち駅、市立病院前駅、首里駅など9駅

設置されるのは、各駅1台ずつの20スロットタイプとなっています。

ChargeSPOTの利用方法

「ChargeSPOT」の利用は簡単です。専用アプリをダウンロードし、バッテリースタンドのQRコードをスキャンするだけでレンタルが可能です。このシステムは日本全国47都道府県に展開されており、国際的には香港や台湾、中国、シンガポールなどにもサービスが広がっています。

アプリのダウンロードは以下から行えます: ChargeSPOT ダウンロード