特殊ネジが変える未来
2023-04-25 08:00:01

溶接不要の特殊ネジが建設業界の未来を変える!新技術「タイトフレームビス」の魅力とは

溶接不要の特殊ネジが建設業界の未来を変える!



近年、建設業界では効率化や安全性の向上が求められています。そうした中、山喜産業株式会社が開発した「タイトフレーム用ビス」は、そのニーズに応える実用的な製品として注目を集めています。これにより、H鋼を溶接せずに接合できる新しい工法が生まれ、業界全体に革命をもたらす可能性があります。

開発の背景と課題



山喜産業は、1952年の設立以来、建設現場で広く使用されるネジやビスを開発し続けてきました。多くの職人からの声として、H鋼と他の部材を接合する際に必要な溶接作業が時間とコストを大幅に増加させているとの指摘がありました。さらに、溶接は火花が散る危険な作業であるため、一部の現場では禁止されている場合もあります。このような背景から、溶接作業の代替となる方法が求められていました。

タイトフレームビスの特長



「タイトフレーム用ビス」は、厚板H鋼への施工を容易にする特殊なビスです。以下にその主な特徴を紹介します。

1. 特殊形状: ネジの首下部分に施された特殊なテーパー形状によって、高いせん断力を実現しています。これにより、ビス止めの信頼性が向上しました。
2. 十字穴の採用: 十字穴(No.3)を採用することで、ビットとの勘合性が高まり、施工性が大幅に向上しています。
3. 低頭部デザイン: 頭部の高さはわずか3.1mmで、屋根材などに干渉しないため、さまざまな状況で使用可能です。
4. サイズ展開: 5.5mmと6.0mmのサイズから選択でき、ニーズに応じた使い方が可能です。

このビスは、溶接と同等の強度を持ちながら、施工が容易なため、現場の負担を大幅に軽減します。

施工例と使用用途



その使用用途は多岐にわたり、タイトフレームの取り付けだけでなく、各種金物をH鋼に取り付ける際にも使用できます。従来の溶接工法と比べ、施工時間の短縮とコスト削減が実現可能です。

建設業界への影響



特殊ネジの開発は、現在の建設業界が抱える「3K」(キツい、汚い、危険)という課題に対する一つの解決策となります。この新技術を採用することで、業界の人手不足やなり手不足の問題にも少しずつ対処できるのではないでしょうか。

山喜産業の取り組み



山喜産業株式会社は、70年以上にわたって信頼されるファスナーを提供してきました。今後も職人の声をもとに研究・開発を続け、建設業界の発展に寄与していくことでしょう。

まとめ



最近の建設業界の動向を考えると、タイトフレームビスの登場は非常にタイムリーです。生産性向上や安全性の確保が求められる中、今後のさらなる普及が期待されます。タイトフレームビスがもたらす変化に注目です!

会社情報

会社名
山喜産業株式会社
住所
大阪府大阪市中央区谷町6丁目10番26号
電話番号
06-6764-1101

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