第31代かに切りチャンピオンが道頓堀東店の石原さんに決定！

かに道楽第31代かに切りチャンピオン決定

10月7日、株式会社かに道楽は全40店舗から選ばれた24名による「第31回かに切りチャンピオン決定戦」を開催しました。このコンテストは、1994年から続く伝統的なイベントであり、今や多くの人々が注目する一大イベントに成長しています。

競技の内容と審査基準

毎年、かに道楽では全国各地の店舗で予選を行い、選抜された調理人たちが決勝に挑みます。競技の核心は、6肩のかにをいかに早く、そして美しく切り分けるかです。審査は「早さ」と「美しさ」を重要視しており、特に関節部分が如何にきれいにカットされているか、箸が通りやすいかなど、様々な観点から評価されます。また、脚のカットの角度や爪がきれいに割れているかも重要なポイントです。基準を満たさないかににはペナルティが課せられ、最終的なタイムに影響します。

決勝戦の様子

静まり返った会場で、選手たちは緊張の中選手たちが待機していました。競技開始の合図が出されると、一斉に包丁が動き出し、独特なリズムでまな板に音を立てて切り進められます。この瞬間、選手たちの姿勢や集中力が際立ち、まさにプロの技を見ることができました。

見事な勝利を収めた石原泰輔主任

今年の優勝者は、かに道楽道頓堀東店の石原泰輔主任（出身地：岡山県）。彼は「この優勝は上司や先輩の指導のおかげ」と感謝を述べつつ、自身の成長を実感できる場であったと語ります。彼の仕事に対する真摯な姿勢は、「きれいさ」に対するこだわりに結実し、栄冠を手にする原動力となりました。

石原主任のメッセージ

石原主任は「料理や作業環境を美しく保つことが、良い仕事をするための第一歩」と語り、日々の気づきを大切にしていると強調しました。これからもこの経験を糧にし、さらなる成長を目指すと誓っています。

このように、かに道楽のかに切りチャンピオン決定戦は、ただの技術競争ではなく、選手たちの成長と職人技を見せる格好のステージでもあります。来年の大会も今から待ち遠しいですね。