会計ファイナンス研究科の入学定員拡大
2025-07-08 10:02:25

千葉商科大学大学院、会計ファイナンス研究科の入学定員を増員し専門職人材を育成

千葉商科大学大学院の新たな挑戦



千葉商科大学(所在地:市川市、学長:宮崎緑)の大学院会計ファイナンス研究科は、2026年度から入学定員を82名へと拡大することを発表しました。これにより、社会の多様なニーズに対応できる高度な専門職業人を育成することを目指します。

入学定員増加の背景


この増員は、近年のデジタル化の進展に伴い、会計や税務、ファイナンスの分野において、思考力や課題解決能力、倫理観を持つ専門職の需要が急増していることに対応したものです。実際、金融庁によると、公認会計士試験の受験者数は増加傾向にあり、2025年には過去10年間で最多となる見込みです。また、国税庁のデータによれば、税理士試験の受験者数も前年比で増加傾向にあります。

このような状況の中、多くの社会人が専門スキルを磨くことや学び直しを検討する姿勢が強まっています。実際、2023年度から2025年度にかけて本研究科申込者数は約2倍に増加しており、今後もさらなるニーズの高まりが予想されます。

教育の特色とサポート体制


千葉商科大学大学院の会計ファイナンス研究科は、会計・税務・ファイナンスの3つのコースを設置しています。各コースは、基礎から応用まで体系的なカリキュラムを提供し、経験豊富な教授陣による指導のもと、4400名を超える専門職業人を輩出してきました。

特に、オンライン授業を利用した税務プロフェッションコースでは、通学の必要がなく、柔軟に学ぶことが可能です。また、マルチディグリー制度を活用することで、最短3年で2つの学位を取得することもできます。さらに、専門実践教育訓練給付金制度もあり、一定の条件を満たす方には学費の約45%が支給されるため、経済的な負担も軽減されます。

社会への貢献


今回の入学定員の拡大によって、千葉商科大学大学院会計ファイナンス研究科は、より多くの学生に学びの機会を提供し、そして、社会が求める高度な専門職業人の育成を進めていく方針です。これは、企業や業界が抱える様々な課題に対する柔軟な対応を可能にするだけでなく、学生自身のキャリア形成にも寄与するものと期待されています。

このような取り組みを通じて、日本の会計業界を牽引する人材を数多く育て上げることが、今後の大きな使命となっていくことでしょう。

詳細は千葉商科大学の公式Webサイトにてご確認いただけます。
千葉商科大学大学院 会計ファイナンス研究科

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