名作絵本、復活!
2024-08-15 13:52:44

名作絵本『三丁目が戦争です』が77年の時を超え復活!

名作『三丁目が戦争です』が緊急復刻!



日本文学の重鎮である筒井康隆と、漫画界の巨匠・永井豪によって描かれた名作絵本『三丁目が戦争です』が、2024年に復刻されることとなりました。この作品は1971年に初めて発表され、日本絵本史において輝かしい地位を確立した問題作でもあります。2024年という時代背景の中で、この復刻本がどのようなメッセージを発信しているのか、改めて考える必要があります。

物語のあらすじ



この物語は、住宅地域に住む月ちゃんと団地に住むシンスケの激しい争いから始まります。月ちゃんは恐ろしい女の子として知られており、シンスケはその彼女にひとり立ち向かおうとしますが、返り討ちに遭ってしまうのです。彼らの争いは、周囲の大人たちや友達を巻き込み、ついには住宅地全体が巻き込まれる大戦争に発展します。このような争いの連鎖が、戦争を楽しむ子どもたちとその逆、戦争を恐れる子どもたちを描いています。

時代を超えたメッセージ



この絵本が描く物語は、現代の我々にとっても考えさせられるテーマがたくさんあります。戦争に対する恐怖や憧れ、そして争いの無意味さは、1971年に描かれた物語でありながら、2024年の時代においても十分に共感できる内容です。特に、戦争が楽しいと感じる子どもたちと、逆に戦争を嫌悪する人々の視点を通じて、それぞれが抱える思いや葛藤が非常にリアルに描かれています。自分自身や周囲の人々が戦争についてどのように感じ、そして行動するのかを考える機会になるでしょう。

著者について



筒井康隆


筒井康隆は、1934年に大阪市で生まれた作家であり、俳優としても活動しています。彼は1960年にSF同人誌を創刊し、その後、多くの文学賞を受賞してきました。『朝のガスパール』で日本SF大賞を受賞するなど、幅広いジャンルで才能を発揮しており、文学界に多大な影響を与えています。

永井豪


永井豪は、1945年生まれの漫画家で、1968年にデビューしました。代表作には「マジンガーZ」や「デビルマン」などがあり、社会現象を巻き起こすヒット作を数多く生み出してきました。特に、彼の作品は新しい価値観を提示し、後の漫画家たちに大きな影響を与えました。

書籍情報


この復刻版『三丁目が戦争です』は、2024年7月29日より販売されています。株式会社スローガンからの発行で、単行本寸法は200mm x 230mm x 16mm、ISBNは978-4-909856-13-5で、価格は2700円(税別)。また、書籍には限定Tシャツ付きエディションも販売されており、こちらは7800円(税別)で購入可能です。Tシャツのデザインも魅力的で、戦争をテーマにしたユニークなメッセージが詰まっています。

終わりに


この名作絵本が復刊されることによって、今の時代に必要な理解や問いかけが現れることを期待しています。『三丁目が戦争です』は単なる子ども向けの絵本ではなく、大人と子どもが共に考えるべきテーマを提供してくれる作品です。ぜひ皆さんも手に取って、その深い内容を感じてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社スローガン
住所
東京都港区六本木4-3-11-125
電話番号
03-6721-1122

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