新型GNSS受信機登場
2025-01-21 10:58:29

PENTAXから新型GNSS受信機GX2シリーズが登場!測量の未来が広がる

新たな測量の扉を開く、PENTAXの新型GNSS受信機「GX2シリーズ」が2025年2月3日より日本国内での販売を開始します。この新シリーズは、測量現場での作業効率を大幅に向上させることができる機能を備えています。

GX2シリーズのラインナップ


「GX2シリーズ」は、特定の用途に応じて選べる「GX2-C」、「GX2-L」、「GX2-A」の3機種が用意されています。これにより、多様な測量のニーズに応えることが可能です。

GX2-C

こちらのモデルは下向きカメラに写真測量機能を搭載しており、特殊な場所、例えば柵の中や中央分離帯のように直接立ち入れない場所での計測でも、その強みを発揮します。測定ポイントを設定した後、カメラを向けて歩くことで、自動的に撮影され、実際の座標が瞬時に表示される機能を備えています。

GX2-L

このモデルは、レーザ距離計が搭載されており、高所やアプローチが難しい地点の計測が容易になります。ユーザーは直接現場に行かずとも、正確な距離を測定できます。

GX2-A

さらに進化したGX2-Aは、ARリアルタイム機能を搭載しています。現場の画像や矢印を表示し、ユーザーを目的地点に誘導します。測設作業の効率化が期待できます。

共通の特長


すべてのGX2シリーズに共通する特長には、高性能な衛星受信ボードがあり、1408チャンネルを実装。これにより、GPSやGLONASSなど様々な衛星の信号を受信し、高精度の観測が可能です。また、ケーブルレスでのネットワークRTK観測もサポートしており、設置も簡単で約10秒で計測開始できます。

その他の機能


  • - 傾斜補正機能: ±60°の範囲内でリアルタイムに座標を補正。
  • - 防塵防水設計: IP68の防護性能により、雨天でも安心。
  • - 優れた耐久性: 軽量のマグネシウム合金を使用。
  • - 長時間使用可能: 約20時間の連続使用が果たせるバッテリーを備える。
  • - 使いやすいディスプレイ: ネットワーク接続状況やバッテリー残量などが視覚的に表示される。

専用のコントローラアプリ「PTS」には、撮影機能やマップ表示のサポートがあり、ユーザー経験をさらに向上させます。

価格と概要


GX2シリーズはオープン価格で販売予定です。TIアサヒ株式会社は、1933年からの測量機製造の伝統を受け継ぎ、最近ではレーザスキャナーやUAV測量システムを提供し、建設現場の効率を向上させることに尽力しています。これからも、信頼性の高い製品で測量技術の進化に貢献していく所存です。


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会社情報

会社名
TIアサヒ株式会社
住所
電話番号

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