岡山大学の新技術説明会
2025-12-20 16:19:24

岡山大学が推進するサステナビリティ技術の新展開と社会課題解決に向けた市民への誓い

岡山大学が主催した新技術説明会の意義



2025年12月9日、岡山大学は鳥取大学と共同で「サステナブルな未来へ:技術が支える社会課題の解決~さんさんコンソ~新技術説明会」を開催しました。この説明会は、中国地域産学官連携コンソーシアムの一環として、大学の研究成果を社会実装へとつなぐことを目的としています。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が後援しているこのイベントは、研究者が自らの研究成果を企業関係者に直接紹介する貴重な機会です。

コンソーシアムの意義と目的



「さんさんコンソ」は、中国地方の大学や高等専門学校が連携した産学官のネットワークであり、地域産業の活性化を目指しています。開会に際し、今井明研究・イノベーション共創機構産学官連携本部長は、連携の重要性を強調し、参加者に対して新しい技術シーズの発表を通じて、社会課題解決への期待を語りました。

新技術の発表内容



当日の発表には、以下のような多様な分野からの研究成果が紹介されました:

1. 情報技術:安全で高速な秘匿計算のための秘匿演算変換(広島市立大学 上土井陽子准教授)
2. 医療:「高血糖緊急症に対する治療後の個別化血糖推移予測」(川崎医科大学 岩本侑一郎助教)
3. 医療:「抜針検出の自動化、患者抜針トラブルの見守りと人手不足の解消」(広島国際大学 清水希功教授)
4. 医療:「状態空間モデルによる妊娠高血圧発症リスク予測技術」(山口大学 浅井義之教授)
5. 医療:「新しいサルコペニア診断・腎予後指標の提案」(鳥取大学 前ゆかり助教)

これらの発表は、技術の実用化を目指す企業との連携を促進するための重要なステップとなります。研究者たちは、自らの取り組みをアピールし、技術の価値を広く伝える機会を得ました。

今後の展望



この説明会を通じて、岡山大学とその提携大学の研究者は、技術の社会実装を促進し、地域社会の持続可能な発展に寄与することを目指しています。また、政府のジャパンSDGsアワード特別賞受賞を受け、岡山大学はさらにその活動を拡大し、地域社会との共創を進める方針です。

今後もこのような取り組みを通じて、岡山大学は地域の産業を活性化し、未来を見据えたサステナブルな社会の実現に向けて活動を続けていくことが期待されます。地域密着型の研究と社外との協力関係がもたらす効果に、多くの関心が寄せられています。さらなる情報や発表については、JSTの公式サイトをご覧ください。

お問い合わせ先


詳細な内容や関心のある方は、岡山大学の研究・イノベーション共創機構までお気軽にお問い合わせください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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