金沢の香りを楽しむ
2026-01-14 10:56:15

金沢の新プロジェクト、香りの価値を生み出す「森のジン」

金沢の新たな挑戦、MORI NO NIWAの香りのジン



里山と香りの庭を拓くプロジェクト


石川県金沢市にある「ぶどうの森」とその関連会社である「ぶどうの森蒸留所」は、2025年に新ブランド「MORI NO NIWA」を発表し、自社で栽培した薔薇や地域の植物を使用したクラフトジン「森のジン」の製造を開始しました。このプロジェクトは、荒れた里山の課題を解決することを目指しており、香りを通じた地域活性化と持続可能な経済循環を追求しています。

背景:耕作放棄地の再生


以前、金沢のぶどうの森本店周辺には美しい水田が広がっていましたが、過去20年間で耕作放棄地が増加し、獣害も深刻化しました。そこで私たちは、「ラシェットプロジェクト」と名付けた取り組みを開始し、再び人々が訪れる場を創出しました。しかし、耕作放棄地の問題は依然として残り、持続可能な解決策が求められていました。

蒸留事業のスタート


「MORI NO NIWA」の誕生は、世界的に有名な建築家・坂茂氏の設計による紙の温室、レストラン「ぶどうの森 レ・トネル」での出来事が契機となりました。コロナ禍にあたり、ソムリエが多すぎるバジルを試験的に蒸留した結果、その香りや風味の豊かさに感動し、料理とペアリングする飲料の提供につながります。これが更なる蒸留への情熱を生むきっかけとなり、2025年に正式な蒸留所が設立されます。

薔薇を植える挑戦


私たちは、ヤチと呼ばれる土地に目を向け、かつて美しい棚田であったその場所を2023年に再開墾しました。そのエリアには約2,000株のダマスクローズを定植し、地域の人たちと共に耕れることで、山と里の境界を再確認する取り組みを進めています。育てた薔薇は摘み取られ、蒸留所で香りを抽出し、製品に利用されます。これにより地域資源を活かした循環型経済を実現しようとしています。

ソムリエの感性が生む香り


蒸留作業は、レストランのソムリエである福島大悟が担当。3台の蒸留機を駆使して、さまざまな香りを抽出し、独自のアート作品として仕上げています。多様な要素が融合した「森のジン」は、ペアリングの視点を取り入れ、食事をより豊かにする新たな選択肢を提供します。

プロダクトとノンアルコールの選択肢


昨夏から少しずつリリースされているMORI NO NIWAシリーズは、2026年からはギフトセットも展開され、本製品がそろいました。特に「ノンアルコール」ラインナップが充実しており、健康志向の方にも対応した商品設計に心がけています。ナチュラルな香りを楽しむ「森のジン」や、オリジナルのソーダ割りの「ジンソーダ」、クラフトのトニックなど、選択肢は多様です。

代表者からのメッセージ


「ぶどうの森」は従来の農業の枠を超え、ネイチャーポジティブな活動と新たな経済循環を築くことを目指しています。地域の香りと味わいを、世界に誇れる資産として育てていきます。私たちが創り出す「香りの産業」が、新しい循環のスタート地点であると信じています。


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会社情報

会社名
株式会社 ぶどうの森
住所
石川県金沢市岩出町ハ50-1
電話番号
076-258-0001

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