日台PR業務提携の新たなステージ
2025年9月、株式会社電通PRコンサルティング(以下、電通PRC)は台湾のPR会社「十分好創意策劃管理顧問股份有限公司(GOOD INC.)」との包括的な業務提携契約を締結しました。
この提携は、両社が持つ情報や人材、事業のノウハウを活かし、日台両国の企業や団体に対してより高付加価値なサービスを提供することを目的としています。台湾に本社を置く十分好創意は、創業者が28年以上の豊富な経験を持つPR専門企業であり、企業PRやブランディング、デジタルメディアなど多肢にわたって国内外のクライアントにソリューションを提供しています。
十分好創意について
十分好創意の代表である楊忠翰氏は、提携の意義を次のように語っています。「両社はこれまでに協力の実績を重ね、良好な信頼関係と相互理解を築いてきました。今回の提携は、サービス体制とネットワークを大幅に強化します。」さらに、日台間でビジネス交流が活発化する中で、クライアントにより高いサービスを提供できることを期待しています。
電通PRCによるPRサービスの強化
電通PRCの山口恭正社長も、十分好創意との協業を通じて、両国でのPRサービスの協力体制を強化できると確信しています。「国境を越えたニーズに対し、双方の専門リソースやネットワークを最大限に活用し、多様な課題に迅速かつ的確に対応していきます。」
持続可能な協働価値の創出
今後、電通PRCは十分好創意との連携をより深め、日台のPR業界の交流を推進します。また、両国の企業やブランドが海外市場を開拓するための架け橋となることを目指しています。両社は「誠実」を基盤にした多面的な協力を継続的に展開し、国際的なPRサービスの新しいモデルを共に築いていく意向です。
電通PRコンサルティングの役割
電通PRCは、1961年の設立以来、国内外の企業や政府機関、自治体に対して戦略パートナーとして活動してきました。同社は、データ分析を基にしたコンテンツ開発や情報流通デザインを通じて、ソーシャルイノベーションへの貢献を目指しています。これまでに「ジャパン・コンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」や「北アジアPRコンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」など数々の賞を受賞しており、今後の取り組みが期待されています。
結論
日台のPR業務提携は、両国にとって新たなチャンスを生み出す重要な一歩です。この業務提携を通じて、両社がどのように進化し、クライアントへどのような価値を提供していくのか、ますます注目されることでしょう。