カシオ、若桜町と連携し地域活性化へ向けた取り組みを開始

カシオ計算機株式会社は、鳥取県の若桜町および一般社団法人鳥取県地域教育推進局と連携協定を結び、地域の観光資源を活用した活性化に向けた取り組みを推進します。この協定は2023年12月23日に締結され、持続可能なまちづくりを目指すことが大きな目的です。

持続可能な観光振興

アプリ「MEGURUWAY」を活用することで、若桜町内の観光資源を効果的につなげ、新たな観光体験を提供することに焦点を当てます。若桜町は、「若桜宿」や「若桜鬼ケ城跡」、「不動院岩屋堂」など、多くの歴史的・文化的・自然の観光名所が点在しています。これらの魅力を通じて、観光客の町全体を巡る動きを促進することが期待されています。

課題解決へのアプローチ

しかし、若桜町の観光資源は点在しているため、観光客が特定の場所に留まりがちであり、町全体での観光消費を拡大することが課題でした。この地域の特性を考慮し、三者は令和6年度から、カシオが開発した「MEGURUWAY」を活用した「若桜町よくばりロマン紀行」という旅ガイドスタンプラリーを共同で実施します。これにより、観光地を効率よく巡ってもらい、消費の拡大を狙います。

今後の展望

この連携協定により、観光デジタルトランスフォーメーション（DX）を活用した周遊促進、観光消費の拡大が進むとともに、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。また、地域の企業や観光関連団体への支援や観光を軸としたまちづくりに関する助言も行われる予定です。

カシオのパーパスは「驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。」というもので、今後もまだ見ぬ価値を創出し続けることを誓っています。若桜町との連携は、町の魅力を再発見し、多くの方々にその魅力を伝えていく素晴らしい一歩と言えるでしょう。