JAL、APEXの「WORLD CLASS」でダブル受賞
日本航空(JAL)が、2024年10月30日に開催されたAPEX主催のイベント、2024 APEX EXPOにて、世界最高水準のエアラインとして認定されました。その名もAPEX「WORLD CLASS」。JALは、日本の航空会社として唯一、4年連続でこの称号を獲得しました。さらに、JALのラウンジも新設された「WORLD CLASS LOUNGE」において、羽田空港と成田空港のファーストクラスラウンジが同時に受賞しました。
APEXとは?
APEX(Airline Passenger Experience Association)は、北米を中心とした世界最大級のエアライン業界団体です。この非営利団体は、航空会社や空港、エアライン関連のサプライヤーなど、多岐にわたる参加者で構成されています。2021年に設立されたAPEX「WORLD CLASS」は、ポストコロナ時代におけるエアラインの評価指標として、お客さまと専門家の意見を基にした審査を行い、選ばれたエアラインを認定しています。
JALの受賞内容
JALの受賞には、機内の商品やサービスに対する3つの評価軸が影響しています。それは「サステナビリティ」、「安全・安心とウェルビーイング」、「サービス品質」です。これらの要素がトータルで評価され、JALの航空体験は単なる移動手段を越えた、安全で持続可能かつ価値のあるものと認識されました。
JALの取り組み
1.
持続可能な社会の実現:JALは2025年度までに新規石油由来の使い捨てプラスチックを全廃し、機内食の副菜容器には100%バイオマス由来を採用。また、使用済み紙コップのリサイクルも行っています。
2.
心に残るサービス:客室乗務員は高い意識を持ちながら、一人一人に寄り添ったおもてなしを提供しています。
3.
機内Wi-Fiの充実:10月1日からファーストクラス・ビジネスクラスでは時間制限なく、プレミアムエコノミー及びエコノミークラスでは1時間無料でWi-Fiを利用できます。
WORLD CLASS LOUNGEの評価
「WORLD CLASS LOUNGE」は、空港で提供されるラウンジサービスの品質を評価するために新設されました。評価は20項目に基づいており、飲食メニューや安全基準、持続可能性が重視されています。JALのラウンジは、エリアごとの異なる趣を楽しめる点が高く評価されました。
JALラウンジのプロフェッショナルなサービス
- - 鮨 鶴亭:羽田と成田の空港ラウンジには、寿司職人による握りたての寿司を提供するサービスがあります。
- - ハンドドリップコーヒー:羽田では、オリジナルブレンドコーヒーを丁寧に一杯ずつ淹れています。
- - シューポリッシュサービス:靴磨きの服務も提供され、伝統ある英国のブランド「ジョンロブ」の監修のもと、再開されました。
最後に
日本の航空会社として唯一、APEXの2部門で認定されたJAL。その受賞には、常日頃から利用してくださるお客さまの支えがあります。JALは今後も、旅のすべてにおいてお客さまの期待に応え、心に残る体験を提供すべく努力し続けるでしょう。JALの旅は、ただの移動から特別な体験へと進化しています。