新しいデータセキュリティ支援サービスの登場
株式会社三井物産セキュアディレクション(MBSD)は、2023年4月1日より、企業内部に散在する機密データを生成AIを活用して棚卸し、可視化、そして自動分類を行う「データセキュリティ(DSPM)導入支援サービス」の提供を開始しました。このサービスは、データ分類技術を持つイギリスのOhalo Ltd.の「Data X-Ray」を採用しており、企業のデータ管理リスクを軽減することが期待されています。
背景:デジタルトランスフォーメーションとデータ管理リスク
近年、クラウドストレージやSaaSの普及が進む中で、企業の機密データは様々な場所に分散して存在します。その結果、特に約90%を占める非構造化データ(Officeファイルやテキスト等)が、どこにどのように存在するのかを正確に把握することが難しいという課題が浮上しています。このグレーゾーンに迫る新たなアプローチとして、データにフォーカスをあてたリスク評価手法、DSPMが重要視されていますが、大量のデータの正確な識別がボトルネックとなってきました。
DSPM導入支援サービスの概要
MBSDの新サービスは、特に機密データの棚卸・可視化・自動分類に特化しています。具体的には、以下のプロセスに沿って支援が行われます。
- - 現状分析・規程策定支援:企業のデータ利用状況をヒアリングし、情報の取り扱いに関する規程の策定を支援。
- - 分類カテゴリ・ルール作成支援:データ分類のための具体的なカテゴリやルールを構築します。
- - データ可視化・分類・ラベル連携:散在するデータを探索し、可視化した上で自動で機密情報を分類し、Microsoft Purviewと連携します。
これにより、企業はより効果的にデータセキュリティを強化し、アラート監視やインシデント対応をスムーズに行うことができます。
特徴:包括的な導入支援
MBSDとそのパートナーであるマクニカは、顧客のニーズを反映しながら、リスク評価とデータ分類の両方に特化した支援を提供。特に、
生成AIを用いた高精度のデータ識別機能を持つ「Data X-Ray」技術を使うことで、非構造化データも含めた多様なデータソースを効率的に扱えるようになります。また、Microsoft Purviewとの連携を通じて、顧客はデータのセキュリティを確保しつつ、その利活用も促進できる環境を実現しています。
対象企業のニーズ
このサービスは、クラウドやSaaSの利用を拡大したいが、機密情報の管理が困難な企業や、既にMicrosoft 365やPurviewを利用しているものの、ファイルの分類が追いついていない企業に特に役立ちます。また、データセキュリティの強化が必要であると認識しているものの、具体的な手段を明確にできていない企業にも有用です。
結論
三井物産セキュアディレクションがこの新たなサービスを提供することで、企業はデータセキュリティの強化に向けて一歩を踏み出せるようになります。未来のビジネスシーンにおいて、データの管理がますます重要視される中、MBSDとそのパートナーは、持続可能なデータ管理環境の構築に取り組んでいくことを目指します。詳細な情報は、
MBSDのサービス紹介ページをご覧ください。