新感覚舞台「ハイパーモーメント」
2024-01-23 14:55:48

阿波おどりとXR技術が織りなす新感覚の舞台「ハイパーモーメント」とは

阿波おどりとXR技術の融合「ハイパーモーメント」



2024年2月11日(日・祝)、徳島県郷土文化会館のあわぎんホールにて、阿波おどりとXR(拡張現実)テクノロジーを融合させた新しい劇場公演プログラム「ハイパーモーメント」が開催されます。これは、江戸時代から続く阿波おどりの伝統にデジタルテクノロジーが息を吹き込み、観客に新感覚のパフォーマンスを提供するものです。

公演は14:00に開演し、チケットは一般3,000円、U-25は1,500円で販売されています。全席指定となっており、当日券は500円増しです。

この公演には、阿波おどり振興協会、創作芸団レキオス(エイサー)、鈴木絵理と杉本亮によるコンテンポラリーバレエが参加します。そして主催は公益財団法人徳島県文化振興財団、後援は公益社団法人全日本郷土芸能協会です。

阿波おどりにテクノロジーの息吹を



新たに生まれ変わる阿波おどりは、アートグループ「GRINDER-MAN」とVRコンテンツ制作を手がける「ライノスタジオ」によってAR演出が実施されます。阿波おどりの踊り子たちは、計算された動きと表情豊かな生演奏と組み合わさり、観客を非日常の世界へと誘います。演者によるリアルな踊りと、デジタルのエフェクトが交わることで、視覚的に魅力的な体験が生まれます。

データ活用の未来



公演では、データ化された阿波おどりの歴史を支えるレジェンドたちもARで登場します。2023年12月に行われたリハーサルにおいて、彼らを3Dスキャンし、モーションキャプチャーすることで、舞台にデジタルで再現される予定です。このデジタル的再創造は、阿波おどりの真髄を新しい形で継承し、観客に届けます。

美しき共演、他ジャンルとの融合



「ハイパーモーメント」では、沖縄のエイサーやコンテンポラリーバレエにおいてもXR演出が施されます。特に、沖縄を拠点とする創作芸団レキオスは、民俗芸能のエイサーで全国的に人気を博しており、そのパフォーマンスには期待が集まります。

そして、コンテンポラリーバレエは、CMやMVなど多彩なフィールドで活躍する鈴木絵理が舞台に立ち、ピアノ伴奏の杉本亮との共演も心を打ちます。この公演は、技術的革新を楽しむだけでなく、さまざまな芸術が一堂に会する瞬間とも言えるでしょう。

その他の公演日程



「ハイパーモーメント」は、徳島公演以外にも全国各地での上演が予定されています。2024年2月25日には美馬市、さらには3月2日には沖縄県宜野座村にて公演が行われる予定です。

この新感覚の舞台が、阿波おどりや他の伝統芸能の未来をどう切り開いていくのか、ぜひ体験してみてください。

会社情報

会社名
公益財団法人徳島県文化振興財団
住所
徳島県徳島市藍場町2丁目14番地あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
電話番号
088-622-8121

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