新たなホログラム技術「WOWGRAM」が登場
株式会社アーティエンス・ラボ(代表取締役:白倉 明、本社:千葉県茂原市)は、特許技術「WOWGRAM Light Guide Type D」を基にした画期的なプロトタイプを発表しました。このプロトタイプは、スマートフォンの映像を裸眼で空中に表示することができるため、ユーザーはメガネやゴーグルなしでAR体験を楽しむことができます。
ホログラム技術の仕組み
「WOWGRAM Light Guide Type D」は、透明な板を介してスマートフォンに表示された動画像を空中に浮かび上がらせる仕組みです。この技術により、一般的なディスプレイからの画像を複雑な光学系を介さずに伝送し、任意の距離に浮遊させることが可能となります。これにより、現実世界との重ね合わせが容易になり、特に視力に不安のある方々にとっては見やすい距離で映像を表示出来るようになります。
プロトタイプの特徴
今回発表されたプロトタイプは、スマートフォンを使用することで、ユーザーは遠くにあるかのように拡大された画像を簡単に視認できます。特に、視力矯正が難しい方や、メガネを使用したくない方々にとって有益な技術です。また、ARメガネを必要とせず、日常生活の中で現実の物体と情報を重ね合わせることができる点が大きな特徴です。
期待される応用分野
この技術の実用化により、以下のような様々な分野での活用が期待されています。
- - 視覚サポート・ヘルスケア: 特に老眼や近視の対策としての利用。
- - 現場でのAR活用: 医療や工業デザインの現場、運転時の補助や美術館での展示物説明など。
- - エンターテインメント及び天体観測: 無限遠表示の可能性があるため、その応用が広がります。
CEATEC 2025での初披露
このホログラム技術は、2025年10月14日(火)から17日(金)にかけて幕張メッセで開催される「CEATEC 2025」において千葉県ブースで初めてデモ展示されます。一般の方々も実地に体感できることが期待されています。
アーティエンス・ラボの今後の展開
アーティエンス・ラボは、今後もこの技術を基にしたカスタマイズや特別仕様を開発し、様々な分野でのニーズに応える製品やサービスを提供していく予定です。ホログラムの可能性を追求し、生活をより便利にする製品を市場に提供することを目指しています。
会社概要
株式会社アーティエンス・ラボは、最先端のホログラム技術や光学技術を利用して、様々な商品やサービスの実用化に取り組むスタートアップ企業です。これからも技術の研究開発を進め、高品質な製品を提供していくことで、顧客満足度を向上させていきます。
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このように、株式会社アーティエンス・ラボのホログラム技術「WOWGRAM」は、AR体験の進化に貢献することが期待されており、商品化に向けたさらなる展開に注目です。