DDe株式会社と東洋熱工業株式会社、新技術開発に向けた業務委託契約を締結

DDe株式会社と東洋熱工業の新たな提携がもたらす期待



2024年7月1日、DDe株式会社が東洋熱工業株式会社との業務委託契約を締結しました。この協力関係は、流体攪拌装置「α-HT」のさらなる進化を促進することを目指しており、両社は業界内での省エネ技術の拡大と普及に取り組んでいく方針です。

DDe株式会社は、東京都新宿区に本社を構える企業で、省エネに特化した技術開発を行っています。特に、流体攪拌装置「α-HT」は、その優れた省エネ性能で注目を浴びており、さまざまな産業での採用が期待されています。また、東洋熱工業株式会社は設立以来、空調設備分野での品質と信頼性を築き上げており、両社のリソースを活かした新しいソリューションの開発が期待されています。

この業務委託契約は、昨年11月に締結された覚書に基づいています。この覚書の締結に際し、クオンタムリープ株式会社がプロジェクトを支援し、多くの期待を集めていました。今後、DDe、東洋熱工業、クオンタムリープの三社は、技術の研究開発から市場開拓まで、さらに強い連携を図る計画です。

「α-HT」の可能性と効果


「α-HT」は、特に業務用空調機に対して高いエネルギー効率を実現することが期待されています。工場や大型施設において、これまでの高消費電力の空調機が多く使われてきた中で、「α-HT」の導入によって、エネルギーの使用を最適化し、CO2の排出量を削減することが可能になります。このことは、企業の環境負荷を軽減するだけでなく、経済的な効率も向上させる結果をもたらすでしょう。

東洋熱工業は長年にわたって培った技術を基にして、クリーンルーム、医療施設、文化施設など、さまざまな分野での高品質な空調設備の提供を行っています。その豊かな経験を持つ同社が「α-HT」の性能を詳細に評価し、技術の証明を行う役割を果たすことで、顧客に対して信頼性の高い製品を提供できるようになります。

高まる期待と未来


今回の契約により、両社は新商品の開発にも取り組み、革新的なソリューションを市場に提供し続けることを目指しています。その結果、空調関連の省エネ技術が進化し、持続可能なエネルギー利用を促進することに貢献するでしょう。DDeと東洋熱工業の協力によって生まれる新しい可能性には多くの期待が寄せられています。

DDe株式会社の代表取締役、小谷一永氏は、「このたびの契約締結は、我々の技術と信頼性が評価された証であり、今後もお客様の期待に素早く応えるべく、さらなるサービスの向上に努めて参ります」と述べています。そして、東洋熱工業株式会社の上谷勝洋氏は、「DDeとの協業を通じて、より高性能な空調設備の提供につなげ、持続可能な社会に貢献することを目指します」とコメントしました。

クオンタムリープの中村智広氏も興奮を隠せない様子で、「環境に配慮した新技術の商品開発を担うDDeさんと、その実装を担う東洋熱工業さんとのオープンイノベーションがこれからの社会に大きな影響を与えることを確信しています」と語りました。

この提携によって、企業の省エネ実現に向けた道筋が開かれ、未来の産業を支える新技術の創出へとつながるでしょう。両社の連携が、持続可能な社会づくりに貢献することに期待が高まります。

会社情報

会社名
DDe株式会社
住所
東京都新宿区西早稲田2-18-32SCALE803
電話番号
03-5291-1711

トピックス(経済)

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