ママと乳がん検診
2021-08-26 10:00:10
ママを救え!神奈川の主婦団体が提案する乳がん検診イベント
乳がん検診イベント開催の背景と意義
近年、乳がんの検診受診率が低下しているという問題が浮き彫りになっています。特に、未就学児を育てているママたちの受診率が著しく低下している現状があります。これは、子どものケアが最優先されるあまり、自分自身の健康管理が後回しにされる傾向が強いためです。
そこで、神奈川県の横浜と川崎を拠点とする主婦応援団体は、ママたちが安心して乳がん検診を受けられる機会を提供することを決意しました。この取り組みの一環として行われた乳がんエコー検診イベントは、子どもを遊ばせながら健康チェックができるという斬新なスタイルが話題となり、参加者が満席となるほどの人気を誇っています。
イベントの開催内容と参加者の反応
イベントは、「無料」と「子どもを遊ばせながら」が鍵とされ、大変多くのママたちに支持されました。実際に、参加者からは「子どもを遊ばせながらの検診ができ、ストレスなく受診できた」との声が寄せられました。さらに、セルフチェックの丁寧な説明もあり、参加者は早期発見に向けた意識を高めることができたと言います。
検診結果とそのフォロー
イベントでは、乳がん検診を受けた結果に基づき、必要なフォローも行われました。中には「自覚症状あり」との申し込みをした方もおり、受診後には医療機関への受診サポートを実施。精密検査が必要とされる方には再診の案内を行い、「経過観察」となった方々にも次年度以降の受診をサポートする体制を整えています。これにより、検診後も安心して経過を追える環境作りに注力しています。
アンケート調査から見えた実態
イベント終了後にはアンケートを実施し、参加者の健康に対する意識を確認しました。すると、なんと約20%の参加者が「気になる症状があったが放置していた」と回答。また、さらなる調査によって、55%の方が「3年以上定期検診を受けていない」という結果が明らかになりました。
「今後定期検診を受診するか?」という問いには全員が「はい」と回答。これにより、今後もこのようなイベントを通じて検診率向上が期待できることが確認されました。
イベント実施の意義と今後の展望
今回のイベントは、がん予防に資する取り組みとして、協賛企業からも支援を受けて実現しました。このような健康イベントを継続するためには、さらに多くの協賛企業の賛同が不可欠です。今後も、主婦や育児中の女性が気軽に参加できるイベントを充実させていく予定です。参加したママたちの声からは「毎年このようなイベントを開催してほしい」という要望もあり、期待が高まります。
主婦フレフレ協会の目的と活動
このようなイベントを運営しているのは、2014年に設立された一般社団法人シュフレ協会です。彼らは、子育て世代を応援し、すべての誰もが笑顔で子どもを育てることができる社会を目指して奮闘しています。本イベントもその一環であり、未来の子どもたちのためにも、ママたちが健康に過ごすことが大切だという理念のもと運営されています。
今後も、健康をテーマにしたイベントがますます広がり、多くの女性たちが自身の健康を見つめ直し、手に入れることにつながることを期待しています。また、支援の手を取り入れ、より良いサービスに進化することが求められています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 シュフレ協会
- 住所
- 神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1100-12
- 電話番号
-
0120-72-1010