ベトナム物流開発
2025-07-04 16:19:24

ベトナム北部の物流拠点構築に向けた大型開発プロジェクト始動

ベトナム北部の物流拡張プロジェクトが始動



阪急阪神不動産株式会社と株式会社シーアールイーの連携により、ベトナム北部で新たな物流倉庫の開発が開始されることが発表されました。シンガポールのSembcorp Development Ltd.と共同で進められるこのプロジェクトは、「セムコープ ロジスティクスパーク(ディンブー)」と名付けられ、すでに稼働中の倉庫に加え、新たに5棟の倉庫が同敷地内に建設される予定です。

プロジェクトの詳細


この物流倉庫用地は約150,000平方メートルの大きさを持ち、現在の賃貸面積はおよそ1万平方メートルです。新たに建設される5棟の倉庫は、2026年冬頃の竣工を見込んでいます。これにより、セムコープ インフラ サービス社が運営する物流倉庫の数は、北部エリアで11棟、中部エリアで6棟を合わせた計17棟、総賃貸面積は約24万平方メートルとなる見込みです。

地理的優位性


物流施設を新設するディンブー工業団地は、ベトナム北部最大の港湾都市であるハイフォン市に接しており、都市間の交通網も発展しています。ハイフォン市と首都ハノイは主要幹線道路で結ばれ、輸送の効率が高まるため、この立地は物流の拠点としての価値を大きく高めています。さらに、団地は環境への配慮が評価されているため、多くの企業から注目を浴びています。

これからの展望


南アジアにおける物流の需給が拡大する中、阪急阪神不動産とシーアールイーは現地市場においても競争力を高めるため、継続的な投資を行っていく方針です。また、倉庫の再生エネルギー利用や廃棄物再利用など、持続可能な開発への取り組みも進めています。

特に、セムコープ デベロップメント社は、アジアにおける工業団地開発に35年以上の経験を持つため、業界においても確固たる評価を得ています。これにより、プロジェクトの実現性が高まると期待されています。

まとめ


このプロジェクトは、ベトナムの経済発展に寄与するだけでなく、地域における雇用機会を生み出すことにもつながります。新たな倉庫の開設は、今後の物流インフラの整備や地域振興に寄与する重要な一歩です。今後の展開に期待を寄せたいところです。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。