対話型AI面接サービスSHaiNがアルバイト採用に特化した新機能導入

SHaiNの新しい挑戦

株式会社タレントアンドアセスメントが開発した対話型AI面接サービス「SHaiN」は、2025年4月からアルバイト採用に特化した新機能を提供します。この革新は、近年急速に普及しているSHaiNのアルバイト採用への導入を受けたものです。企業向けの採用の進化を目指し、特に若年層に対してよりスムーズで理解しやすい面接体験を提供することを目指しています。

アルバイト採用バージョンの特徴

新しく提供されるアルバイト採用バージョンのキーポイントは、若年層が簡単に理解できる言葉遣いや質問構成です。例えば、従来の「あなたは具体的に目標を決めて活動していましたか？」という質問を、「これまでの生活で、何かにチャレンジしたことはありますか？」といった具体的な問いに変えることで、応募者が思い出しやすく、回答しやすい環境を整えました。これにより、短時間で多くの情報を引き出すことが可能となります。

実績と今後の展開

SHaiNは、既に多くの企業、特に大手飲食店チェーンでのアルバイト採用に導入されており、2024年8月には利便性を向上させるセルフエントリー機能を実装予定です。導入企業からのフィードバックも非常にポジティブで、効率の良い面接体験を実現する手段として評価されています。今後は、昇進試験や職務アセスメントといった他のカテゴリーでもサービスを展開する計画です。

SHaiNの安全性と公正性の確保

SHaiNは、人間の代わりにAIが面接を実施することで、従来の評価のばらつきを改善し、公平で公正な選考を可能にしています。受検者は24時間365日、スマートフォンやタブレットから非対面での面接が行えるため、従来の枠に囚われない新しい採用スタイルを実現しています。2025年2月末までに700社以上がSHaiNを利用しており、コストの削減や採用の効率化に寄与しています。

さらに、2024年施行予定のEUのAI規制法にも対応しており、SHaiNは「人間による監視」や「ログの記録・管理」といった基準を満たすため、安全性をしっかりと保っています。

持続可能な開発目標(SDGs)との関わり

タレントアンドアセスメントは、SHaiNを通じて「学歴」や「性別」、「国籍」にとらわれない公平な評価を実現し、持続可能な開発目標(SDGs)の推進にも取り組んでいます。特に「ジェンダー平等を実現しよう」や「人や国の不平等をなくそう」といった目標に貢献することを目指しています。

個々の応募者がそのユニークな経験やスキルを示す機会を得られるよう、SHaiNは今後も進化を続けていくでしょう。