コーヒー革命へ
2023-03-13 13:00:01
日本発のコーヒースタートアップ、シードラウンドで資金調達を成功させる
新たなコーヒー体験の創造へ
日本のコーヒースタートアップ、株式会社Oriental Coffee Venturesが、このたびシードラウンドにて40百万円の資金調達を実施しました。この資金は、同社が掲げる「コーヒーの次代を創る」というミッションの実現に向けて活かされます。
コーヒーの歴史的転換期
コーヒー業界は長い歴史がありますが、特にアジアにおいてはスペシャリティコーヒーへの関心が高まり、消費環境も急速に変わっています。これに応え、Oriental Coffee Venturesはこれまでのコーヒー文化に新たな価値を加えるべく、イノベーショナルな取り組みを進めています。
資金調達の具体的な目的
今回の資金調達の主な用途は二つです。まずは、東京都蔵前に開店予定のクリエイティブコーヒーブランド「Lonich」の展開です。2023年4月下旬にオープン予定のこの店舗では、ブランド開発と国際展開を見据えた運営体制を整えていくとのこと。最終的には、アジア全体で15店舗の出店を目指し、高価格帯のコーヒーブランドとしての地位を確立することを目標にしています。
次に、スペシャルティコーヒーの越境ECプラットフォーム「conee」の初期開発に向けた資金も確保されます。このプラットフォームは、2023年9月に東京で開催されるSCAJ(サービスコーヒーアジアジョイント)にて公開予定です。国内外の有力なロースターと提携し、国内でのマーケットシェアを5年後には4割獲得する計画です。
投資家との連携
今回の資金調達に際し、INNOVATIVE SEARCH FUNDの山根孝代表は、創業者の丸山伶介氏との出会いから、自身もコーヒーの魅力に目覚めたことを明かしました。彼は、丸山氏の経営者としての資質に感銘を受け、共に「日本発の世界一のコーヒー企業グループ」を目指す覚悟を強調しました。
代表者のビジョン
代表取締役社長の丸山伶介氏は、これまでの経歴を通じてアジアのコーヒー文化の多様性を学んできた経験を活かし、特に日本人として新たなコーヒー体験を提供したいという強い思いを語ります。彼は、コーヒーを通じて生まれる「小さな幸せ」を世界各地に広めるため、全力を尽くす所存です。
採用情報
Oriental Coffee Venturesの成長に向け、現在は新たなスタッフを募集しています。マーケティングマネージャーやブランドマネージャーとして、グローバルに展開するコーヒースタートアップでのキャリアを目指す方は、同社のウェブサイトからの応募が可能です。これからの発展に参加するチャンスかもしれません。
最後に
「コーヒーの次代を創る」というヴィジョンを掲げるOriental Coffee Venturesが、新たなコーヒー体験の提供を目指して資金調達したことは、業界に新しい風を吹き込む一歩となるでしょう。アジアでの展開がどのように進むのか、今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Oriental Coffee Ventures
- 住所
- 東京都中央区銀座1丁目12番地4号N&E BLD 7階
- 電話番号
-
050-3184-3065