近大の水産未来。
2025-10-21 18:06:22
近大の養殖魚が話題!万博で11万人が味わった水産の未来
近畿大学水産研究所の成功した取り組み
近畿大学水産研究所が、大阪・関西万博にて養殖魚専門の料理店「近大卒の魚と紀州の恵み近畿大学水産研究所大阪・関西万博ウォータープラザ店」を出店し、注目を集めました。この取り組みは、天然資源に頼らず、持続可能な水産物の供給をサポートするものです。万博の開催中には、延べ110,716名が来店し、9,586尾の養殖魚が提供されました。
魚料理の多様性と持続可能性
「近大卒の魚と紀州の恵み」では、近大マグロやその他の完全養殖魚、さらにはオリジナルのサラブレッド魚も登場しました。サラブレッド魚とは、独自の技術で育てられた魚種で、複数の種類を掛け合わせたもので、その旨味を食べることができる特徴があります。具体的には、360尾の近大マグロ、4,324尾のマダイ、1,609尾のシマアジなどが提供され、特に「近大紅白手桶寿司」は26,570食も振る舞われ、多くの来場者に楽しまれました。
環境に配慮した運営の理念
万博で使用した調理機材や食器は、廃棄を最小限に抑えるため、近畿大学の既存店舗や学内で再利用することが決定しています。この方針は、環境に優しい店舗運営を徹底し、持続可能性を意識したビジネスモデルを実現するための重要な取り組みです。
来場者の声に応える取り組み
また、万博の閉幕後も、訪れた方々に記憶に残る体験を提供するために、来場者10万人達成記念スタンプを、近大卒の魚と紀州の恵み近畿大学水産研究所大阪店にて設置することが決まりました。スタンプサービスは、万博での思い出を長く楽しむ手段となることでしょう。
サステイナブルな未来を見据えて
近畿大学水産研究所は、養殖魚の利用を通じて、環境保護と食の持続可能性を広める役割を果たしています。この取り組みを通じて、未来の食文化の発展を目指し、養殖技術の研究を続けています。これからも、日本の水産業の可能性を広げるための革新的な取り組みが期待されています。
大阪での万博の成功を受けて、今後も近畿大学はさらなる挑戦を続け、全国各地で日本の魅力的な水産物を広めていくことでしょう。
会社情報
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学校法人近畿大学
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