ミナカラ資金調達
2020-08-24 11:00:06

オンライン薬局『ミナカラ』、3億円の資金調達を実施し成長加速へ

オンライン薬局『ミナカラ』が資金調達



最近、オンライン薬局『ミナカラ』が3億円の資金調達を行い、総額で10億円となった。この資金を活用し、同社は医薬品の共同開発やセントラル薬局の設立を目指す方針を明らかにした。

オンライン医療の新たな時代へ



ミナカラは、ユーザーが正しい知識を持って医薬品を選べることを基本理念に掲げている。これにより、店舗での購入が難しい人にも便利なサービスを提供している。現在、オンラインで提供している薬の種類は800以上。ユーザーは症状に応じた最適な薬を選ぶことができ、購入から服薬管理までを一貫してサポートする仕組みだ。

ミナカラの成長戦略



資金調達により、同社は製薬メーカーとの連携を一層強化し、プライベートブランド医薬品の企画開発を進める。また、製薬メーカーが自らの製品を直接消費者に届けられるD2Cモデルを支援し、オンライン医療時代のニーズに応えていくことを目指す。突然の体調不良や育児中での外出が難しい方々にとって、ミナカラのサービスは非常に有用とされている。

セルフケアの重要性



最近では、風邪や肩こりなど、自己判断でのOTC医薬品の利用が増えている。実際、調査によると71.6%が、自分の体調不良時にOTC医薬品を選ぶ傾向があるという。このような背景を踏まえ、ミナカラはオンライン薬局としての役割を大切にし、正しい医薬品の情報や薬剤師との相談機能を提供することで、ユーザーが適切な選択を行えるようサポートしている。

ミナカラの展望



今回の資金調達を受けて、ミナカラはさらなる成長に向けた具体的な施策を実施する。特に、認知症や高齢者向けの独自のサービス拡充を検討中で、高齢化が進む日本社会において、セルフメディケーションの促進が医療費削減にも寄与することが求められている。今後の展開には期待が寄せられており、ミナカラが医薬品流通の新たな在り方を築くための取り組みが見逃せない。

パートナーの声



今回の資金調達には、複数の投資ファンドや企業が参画。例えば、「Spiral Innovation Partners」の岡氏は、ミナカラが薬の流通の変革をもたらす可能性を語り、その成長に期待を寄せている。さらに、インキュベイトファンドの村田氏からも、医療や調剤の現場の重要性を称賛されており、ミナカラの存在意義が改めてクローズアップされている。

結論



『ミナカラ』の取り組みは、単なるオンライン薬局の運営を超え、医療業界全体の新たなトレンドを作り出すことが期待されている。正しい知識を得た上で医薬品を選び、健康を守るためのベストパートナーとして、今後も目が離せない存在であることは間違いない。

会社情報

会社名
株式会社ミナカラ
住所
東京都渋谷区広尾1丁目10番4号越山LKビル6階
電話番号
050-1748-5300

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