新感覚焚き火台「ocota」が登場
みなさん、焚き火を囲むときの「出発点」はどんなものでしょうか?一般的には、火が熱くなりすぎて顔が火照ることや、逆に足元が冷えてしまうこと、こういった悩みは少なからずあります。そんな悩みを解消するために登場したのが、ベンチとテーブルが一体となった新しい焚き火台「ocota」です。
何が魅力なのか?
「ocota」の最大の特徴は、その設計にあります。焚き火台の周りには最大10人までの人が座れるサークルベンチが設けられ、中央にはドーナツ型のテーブルが配置されています。この独自のデザインによって、火の熱が顔に向かうのを抑え、足元をじんわりと温めることができるのです。
他の焚き火台では、顔だけが暑くなりすぎているのに対し、足元が冷たいという状況を解消するために考案された「ocota」。このドーナツ状のテーブルが、火と人との理想的な距離感を提供してくれるのです。
火を育てるための三つ叉構造
また、初心者でも簡単に火を扱える工夫も施されています。焚き火台の中心部分は三つ叉の構造になっており、薪を差し込むだけでバランス良く薪を組むことができます。これにより、焚き火に慣れていない方でも手軽に美しい炎を楽しむことができるでしょう。
温かい食事をそのままに
そして、気になるのが焚き火を楽しんでいるときの料理や飲み物の管理です。ドーナツ型のアイアンテーブルには、温かい料理や飲み物を長時間保温しておくことができます。耐熱性の食器を使用して、アヒージョやフォンデュを楽しむことも可能です。また、料理に混じって冷たい飲み物を置くための木製のドリンクテーブルもオプションで用意されています。
「URBAN NIGHT OWL 2023」でお披露目
この「ocota」は、名古屋市で開催される焚き火を楽しむキャンプイベント「URBAN NIGHT OWL 2023」でもお披露目されます。このイベントでは、実際に火を焚きながら「ocota」を体験することができるので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
イベント詳細
長野県阿智村での体験
さらに、長野県阿智村にある星をテーマにしたグランピング施設「mökki」でも、この「ocota」を体験できます。グランピングに宿泊する際には、19時から20時の間に焚き火タイムとして楽しむことができ、最高の星空の下でゆったりとした時間を過ごせます。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、大垣共立銀行のシンクタンクである「OKB総研」による支援を受けて進行されました。若手経営者向けの勉強会から始まり、デザイナーとのマッチングや商品開発のアドバイスを受けて、具体的な形となったものです。実行委員会が伴走しながら、商品リリースまでの道のりを共に歩みました。
開発者の思い
開発者である株式会社日進鉄工の代表取締役である田中佐弥氏は、コロナ患者の影響で人々が集まる機会が減少したことから、「人が集まる場を作ることが大切だ」と感じたことが「ocota」誕生のきっかけだと語ります。鉄の特性を活かしながら、心地よい炎を囲んで人々が集まる場を提供できることに、開発者自身も大きな喜びを感じているようです。
最後に
「ocota」は、炎と人との距離感を大切にした新しい焚き火台です。このプロダクトを通じて、大切な人たちと一緒に過ごす時間をより豊かにすることができるでしょう。みなさんも「ocota」で、心温まるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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商品名:ocota(読み:オコタ)
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価格:160万円〜(税抜)
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サイズ:2800×2720×520mm
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利用可能人数:最大10人
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販売サイト:
公式サイト
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会社名:株式会社日進鉄工
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所在地:岐阜県不破郡垂井町梅谷95-1
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電話番号:0584-23-0923