金沢での伝統工芸祭「職手継祭2024」の開催が決定！

職手継祭2024 in金沢～伝統文化を未来へ～

中部経済産業局が主催する「職手継祭2024」が、2024年11月7日から10日間、石川県金沢市にて開催されることが発表されました。このイベントは、日本の伝統工芸について考えるきっかけを提供し、未来に向けての歩みを確認する貴重な機会となるでしょう。

イベントの背景

「職手継祭2024」は、経済産業省の呼びかけに応じて行われるもので、今年度の伝統的工芸品月間国民会議全国大会と関連を持っています。テーマは「ニッポンの伝統を未来へ紡ぐ」とし、能登半島地震からの復興に寄せる想いも大切にされています。この祭りでは、地元の職人たちが集まり、現在の課題や将来の展望について意見を交わします。

参加者層

このイベントは、伝統工芸に従事する方々だけでなく、興味を持つ若い世代や地域の住民を対象としています。参加者が伝統工芸の魅力に触れ、業界への理解を深める機会となることが期待されています。

職手継祭の具体的内容

日時と会場

- 日時：令和6年11月8日（金）12:00～18:30
- 会場：香林坊アトリオ１階「アトリオステージ」（石川県金沢市香林坊1-1-1）

トークセッション

この立派なイベントの中で、いくつかのトークセッションが予定されています：
1. 輪島塗の伝統を未来へ紡ぐ
漆芸家の古込和孝氏をはじめ、輪島塗に携わる職人たちによるセッションが行われます。彼らは輪島塗がどのように作られるか、その工程や今直面している課題について語ります。

2. 伝統工芸の担い手問題を考える
金沢箔や加賀友禅から、現役の若手職人が参加し、伝統工芸の担い手不足という課題について率直な意見を交わす機会です。

3. 伝統を次世代のラグジュアリーブランドへ
モデルの冨永愛氏がMCを務め、新たなブランドの可能性を探ります。2000年代からの生活様式の変化に伴う伝統工芸の再評価がテーマです。