丸紅新電力とケネディクス・グリーンエナジーの共同PPA事業が始動

丸紅新電力とケネディクス・グリーンエナジーの協業

丸紅新電力株式会社（以下、丸紅新電力）とケネディクス・グリーンエナジー株式会社（以下、ケネディクス・グリーンエナジー）は、オフサイトコーポレートPPA事業において提携を結びました。この契約により、再生可能エネルギー由来の電力が安定的に調達され、ケネディクスグループが管理する不動産へ供給されることになります。

この協業は、丸紅の連結子会社である丸紅新電力の代表取締役、須田彰氏が述べたように、環境に優しい電力供給の実現を目指しています。丸紅新電力は、2023年8月からケネディクス・グリーンエナジーが取次事業者となり、再生可能エネルギーを使用した電力の供給を開始しました。具体的には、小売電気事業者として丸紅新電力が太陽光発電設備から生成された電力を提供します。この設備は、パネルの容量が約18MWに達し、供給する電力にはトラッキング付非化石証書が付与され、実質的に再生可能エネルギーに由来することが保証されます。

脱炭素社会の実現に向けた取り組み

丸紅新電力は、2030年までに再エネ電力の取扱高を500万kW程度に増加させるという目標を掲げており、その一環としてこのプロジェクトが進行しています。これにより、株式会社による持続可能な社会の実現を目指しているとのこと。

一方、ケネディクス・グリーンエナジーも再生可能エネルギーの導入を強化し、グループREITの温室効果ガス（GHG）削減目標である「ネットゼロ」の達成に向けて貢献していく方針です。両社は、エネルギー供給を通じて環境貢献を果たすため、持続可能な取り組みを進めてまいります。