株式会社ACESが新たなアイデンティティを発表、オフィスも移転
株式会社ACESは、この度新しいコーポレートアイデンティティ(CI)の導入とともに新たなオフィスへの移転を発表しました。新CIは、シンボルマークとタイポグラフィで構成されており、ACESの理念やミッションを具現化しています。
新しいシンボルマークのコンセプト
新しいシンボルマークは、単線で囲まれた形に複数の四角形が内包されています。このデザインは、社会に存在する複雑性を表現しながら、一筋の斜線を加えることで「シンプルな世界」への道を示しています。この根底には、ACESが「アルゴリズムでシンプルな世界をデザインする」という志が存在します。
先見性を表すタイポグラフィ
新ロゴタイポグラフィの「A」は、「先頭で未来を見通す」という強いメッセージを込めています。ACESは複雑で非効率的な処理をシンプルに変化させることで、誰もが生き生きとする社会の実現を目指しています。これらの楽しいデザインは、エクスペリエンスを高めることを意識して構成されています。
CIデザインのパートナー
今回のプロジェクトでACESは、デザイン会社CIAL Inc.に協力を依頼しました。代表の戸塚佑太氏は、ACESのVALUEである「シンプル」さを保ちつつ、デザイン要素を削ぎ落とすプロセスに熱心に取り組みました。名刺、スライド資料、Webなど多様な表現に応えるCIデザインが求められ、戸塚氏はその実現に喜びを感じていると述べています。
オフィス移転の背景
株式会社ACESは、2017年に東京大学松尾研究室のメンバーによって設立されました。AI技術の知見を生かし、研究開発に注力してきた会社は、2019年5月に本郷エリアへ移転しました。このエリアは東京大学に隣接しており、最先端の研究者や起業家が集う場所です。ACESは、ヒューマンセンシング技術を駆使し、研究開発の加速を図っています。
会社の理念
ACESの主力事業は、ヒューマンセンシング技術と画像認識アルゴリズムの開発です。これにより、ビジネスシーンにおける多岐にわたる課題解決を図っています。特に、Deep Learningを用いた画像認識に注力しており、APIを介したアルゴリズムパッケージの提供や共同研究開発を行なっています。
画像認識アルゴリズム「SHARON」
ACESは、画像認識アルゴリズムSHARONを開発し、ヒトの行動や感情の認識、物体の検知を可能にしています。この技術は、スポーツパフォーマンス分析や健康状態の管理に役立つ可視化手法としても利用されています。
CIAL Inc.の役割
CIAL Inc.はブランドを形作るデザインファームで、CIデザインやブランディングの専門家が集まっています。ブランドのコンセプトからパッケージデザインまで多種多様なデザイン制作を行っており、ACESとのコラボレーションを通じて新たな価値を生み出しています。
会社概要
株式会社ACESは、今後もAI技術を用いて新しい社会の実現に向けて努力し続けます。