田添響選手がTIBHARと契約を結び、契約選手第1号に
福岡県北九州市出身の若手卓球選手、田添響(たぞえ ひびき)選手がドイツ卓球ブランドのTIBHAR(ティバー)の日本人契約プレーヤー第1号として注目を集めています。本契約により、田添選手は更なる成長の機会を得ることとなります。
背景と成績
田添選手は、2017年にドイツブンデスリーガ2部に参戦し、驚異的な成績を収めました。22勝3敗という戦績は、その実力を如実に示しています。その後、2018年には全日本大学総合卓球選手権大会で男子シングルス準優勝を果たし、全日本選手権大会でもシングルスのベスト8に入るなど、輝かしい成績を残しています。現在、兄・田添健太選手と共に木下グループに所属し、Tリーグでの競技にも参加しています。
田添響選手のコメント
「このたび、ティバーさんからサポートしていただくこととなりました。ティバーのラバーとブレードは、私のプレースタイルに非常に合っていると感じます。これから自分の実力をつけ、Tリーグでの出場機会を増やし、プロアスリートとしてもっと成長していきたいです。応援をよろしくお願いいたします。」と田添選手は熱い意気込みを語っています。
選手プロフィール
- - 所属: 木下グループ
- - 生年月日: 1996年6月2日(23歳)
- - 出身地: 福岡県北九州市
- - 学歴: 中間東中→希望ヶ丘高校→専修大学
- - 身長・体重: 178cm・65kg
- - 戦型: 右シェーク攻撃型
- - 使用ラバー: TIBHAR EVOLUTION MX-S(表)、TIBHAR EVOLUTION MX-P(裏)
- - 使用ブレード: TIBHAR FORTINO Pro(予定)
田添選手は6歳から卓球を始め、その後も華々しい成績を収めながら成長を続けてきました。特に高校時代には、地元北九州市でインターハイ団体を初制覇し、ダブルスでも2年連続で3位入賞をしています。
世界のトップ選手と肩を並べる
今後、田添選手は元世界ランキング1位のブラディミール・サムソノフ選手(ベラルーシ)や、ヨーロッパ女王ベルナデッテ・スッチ選手(ルーマニア)、ポール・ドリンコール選手(イングランド)、陳建安選手(台湾・琉球アスティーダ)など、世界的に名高い選手とともに「The TIBHAR Crew」として活動します。ティバーは、田添選手の成長を支援し、彼を未来の中心選手として育てることを約束しています。
トップ選手を支えるTIBHARの思惑
ティバーは、日本の卓球市場での展開をさらに強化するため、田添選手を含む日本の若手選手の発掘や育成に力を入れていきます。その一環として、リオオリンピックの個人銅メダリスト、水谷隼選手のパーソナルコーチであるG.C.フォースター氏とコーチ兼コンサルタント契約も締結しました。この契約を通じて、ティバー製品の日本市場への展開や新製品の開発、さらに多くの選手の育成を進める計画です。
今回の田添選手とTIBHARとの契約は、日本の卓球界にとって一つの大きなニュースであり、今後の活躍が楽しみです。彼の挑戦が多くの若手選手にも良い影響を与え、多くのファンに感動を届けることでしょう。今後の展開にご期待ください。