タイ・バンコクの「Central World」に新たなセレクトショップをオープン予定

タイ・バンコクに「ラグタグ」新店舗オープン！

2025年9月、デザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「ラグタグ」がタイ・バンコクの大型商業施設「Central World」に新しい店舗をオープンします。

この店舗は「One Bangkok」店に続く2号店であり、タイのファッションリユース市場における存在感を強化するための重要なステップです。「ラグタグ」を運営するのは、1月に設立された株式会社ワールドとSAHA GROUPとの合弁会社「WORLD SAHA（THAILAND）CO., LTD.」です。この合弁会社は、急成長を遂げるASEAN経済圏の中心であるタイで、「ラグタグ」のブランド力を向上させ、営業機会を広げていくことを目指しています。

セレクトショップの新たな挑戦

「ラグタグ」は、国内で24店舗を展開し、5,000点以上の高品質なデザイナーズアイテムを厳選しています。個別店の接客力が高く、ファッションに敏感な顧客層から強い支持を受けているのです。

2025年7月16日には、タイ初の「ラグタグ」店舗が「One Bangkok」にオープンし、現地でのリユース需要が急速に高まっていることを受け、さらなる拡大を目指す姿勢を見せています。特に日本の中古商品はその高品質により、地元ユーザーからの支持を集めており、順調な立ち上がりを迎えています。

新たにオープンする「Central World」は、バンコクの中心街に位置し、交通機関の便も良いため、国内外から多くの来店が期待されています。ブランド数の増加により、優れた品揃えを提供し、地域や顧客ニーズに応じたサービスを強化していく狙いがあります。

ブランドの運営と成長戦略

運営に際しては、ワールドの海外事業開発室との連携を強化し、経営基盤のさらなる強化を図ります。また、ティンパンアレイは商品の輸出や現地の店舗運営、販売、仕入れに関するノウハウの育成にも力を入れています。さらに、SAHA GROUPは物流やバックオフィス業務を支援し、特にラグジュアリー商品の調達においてそのネットワークを活用することで、品揃えの充実を図ります。

加えて、タイのリユース市場におけるEC市場の成長にも着目し、実店舗と連動した商品展開を行います。「ラグタグ」特有の多彩な商品を揃え、アプリやオウンドメディアを通じて顧客へのアプローチを強化します。これにより、店舗とEC双方でのブランド認知を高めていく計画です。

バンコクの「Central World」概要

「Central World」は、バンコクで最もラグジュアリーなエリアに位置し、ラチャプラソン交差点近くに広がります。83万平方メートルの広大な売場を誇り、地元及び国外の訪問者にとって必見の買い物スポットです。500以上の店舗が揃い、ローカルからハイエンドブランド、ラグジュアリーブランドまで幅広く展開しており、世界級のエンターテイメントとサービスも提供されています。

「ラグタグ」の成功をバンコクで収めるための新たな挑戦が始まります。今後の展開に期待が集まります。

会社概要

- 社名: WORLD SAHA（THAILAND） CO., LTD.
- 本店所在地: 530 Soi Sathupradit 58, Bangpongpang, Yannawa, Bangkok 10120, Thailand
- 設立: 2025年1月
- 代表者: 茂木隼人
- 資本金: 9,000万タイバーツ（株式会社ワールド出資比率49%）
- 事業内容: タイ国内におけるリユース事業（RAGTAG事業）