アウトドアブランド「PELLIOT」が日本で本格始動
アウトドアブランド「PELLIOT(ペリオ)」が、2025年4月に日本市場への本格的な上陸を果たしました。その幕開けとなったのは、静岡県のふもとっぱらキャンプ場で開催された「GO OUT JAMBOREE 2025」への出展です。これまで中国などアジア諸国で高い支持を集めてきたPELLIOTは、自然との共生という価値観を広げるための新たな一歩を踏み出しました。
本イベントでの展示
出展期間中、PELLIOTは、UVカット機能を備えた軽量ジャケットや、急な悪天候にも対応できるパッカブル防風アウター、さらには「リトル・フォレスト」ラッシュガードなど、多様な製品を披露しました。これらの商品は、機能と美しさが融合したデザインで来場者の注目を集めました。実際に製品を手にしたアウトドアファンからは、「デザイン性と機能性のバランスが素晴らしい」との声が多く上がり、日本の自然環境にも馴染むとの評判を得ました。
本当に伝えたかった価値
しかし、PELLIOTが日本で本当に伝えたかったのは、製品そのものではなく、「自然の中でどう生きるか」という哲学です。展示イベントを終えたブランドチームは、奈良や大阪を経て、和歌山県の世界遺産「熊野古道」へと向かいました。熊野古道は、古くから「祈りの道」として知られ、平安時代の貴族や武士たちが心の安らぎを求めて歩いた特別な道です。
熊野古道での体験
険しい山道、ぬかるんだ坂、見知らぬ旅人との一言の挨拶、そして静かな森と共に過ごす時間。PELLIOTのチームは、そこでブランドの原点を再認識することができました。「自然の中で何が本当に必要とされるのか」という疑問は、彼らの心に深く刻まれ、風の冷たさや足元の不安定さ、そして「歩く」という行為そのものの意味を考えさせました。それを踏まえた製品開発は、PELLIOTが抱える「極地」の景色を想起させ、原点回復の65kmの旅となったのです。
国際アウトドアプロジェクトの一環
この旅は、PELLIOTが進める国際アウトドアプロジェクト「自然の旅(Journey into Nature)」の一環として位置付けられています。一般社団法人日本スポーツ用品工業協会や北京服装協会の協力を得て、自然と人々、文化との接点を探求する活動が、日本で本格的に始動しました。
今後の展望
PELLIOTは、今後、日本国内での販売網をさらに強化し、アウトドア製品を単なる物として提供するのではなく、「自然との共生」というライフスタイルそのものを提案していく予定です。熊野古道で得た貴重な気づきは、今後の製品開発やキャンペーンに活かされることでしょう。都市と自然とのよりスムーズなつなぎ役として、PELLIOTのプロダクトは進化し続けるのです。
もっと自由に、もっと自然と調和した生活を! PELLIOTは全てのアウトドア愛好者を応援します。
(詳細や製品については、公式サイト
PELLIOTをご確認ください。)