東洋製罐グループ、初のESG投資指数選定で未来を見据える取り組み
東洋製罐グループ、ESG投資指数に初選定
東洋製罐グループホールディングスは、このたび「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」(以下「DJSI Asia Pacific」)に初めて選定されることとなりました。この指数は、アジア・太平洋地域の企業の持続可能性を評価するもので、同グループの取り組みが大いに評価された結果です。
DJSIとは?
DJSIはS&P Dow Jones Indices社とRobecoSAM社が共同で開発したESG(環境・社会・ガバナンス)投資の指標です。企業は、その持続可能性を評価され、上位20%の企業のみが構成銘柄に選ばれます。今回の選定により、東洋製罐グループは159社の中から選ばれた日本企業のうちの一つです。
持続可能性への取り組み
この選定は、環境保護や社会的貢献、ガバナンスの強化など、同社の持続可能な経営の取り組みを強く示すものとなっています。東洋製罐グループは、2050年に向けた「長期経営ビジョン2050」を掲げており、「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」の実現を目指しています。
同社は素材を問わず多様な包装容器を製造・提供している総合包装容器メーカーであり、環境に配慮した製品開発を進めています。具体的には、リサイクルや廃棄物削減の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に寄与しています。
市場の期待
企業がESGに注力することで、投資家から高く評価される現代。その中でのDJSI Asia Pacificへの選定は、投資家に対する重要なメッセージとなります。投資家は、更なる透明性や報告を求める傾向が強まり、持続可能な取り組みを重視することが不可欠です。東洋製罐グループは、これらの市場の期待にも応えつつ、事業を推進していく構えです。
サステナビリティの情報提供
同グループは公式ウェブサイトにて、サステナビリティに関する情報を積極的に発信しています。関連する報告書や資料も閲覧可能で、企業の透明性を確保しています。これにより、ステークホルダーとの信頼関係の構築を図っています。
今回の選定は、同社のサステナビリティへの取り組みが評価された結果です。これからも持続可能な経営を追求し、社会や環境への貢献に繋げていくことでしょう。
会社概要と業績
東洋製罐グループは1917年に設立され、現在は国内45社、海外50社のグループ会社を擁しています。全体で約20,000人の従業員が在籍し、2024年3月期の連結売上高は9,506億円に達する見込みです。これらの実績は、同社の持続可能な成長を支える基盤となっています。
これからの東洋製罐グループの動向に、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
東洋製罐グループホールディングス株式会社
- 住所
- 東京都品川区東五反田二丁目18番1号大崎フォレストビルディング
- 電話番号
-
03-4514-2000