渋谷を舞台に新たなアートを発信する「3/4㎡展」開催中

「3/4㎡展」が目指す新しいアートの形

渋谷で新たなアートプロジェクト「3/4㎡展」が実施されています。このプロジェクトは、全ての作品をB1サイズ（約7500ｃ㎡＝3/4㎡）に収め、多彩なアーティストによる絵画、写真、イラスト、立体作品など、様々なジャンルの作品が展示されます。「渋谷から次の時代を創るアーティストを。」というコンセプトのもと、これからのアートシーンを担うアーティストたちの創造性が渋谷の街を彩ります。

アートは特別なものではなく、日常の中で親しむことができるものであると考えるこの企画。観客は渋谷という街のいたるところでアート作品に触れることができ、アートをより身近に感じることができる絶好の機会を提供してくれます。また、本イベントは渋谷の文化発信の重要な役割を果たし、訪れる人々に新しい魅力を届けることを目指しています。

さらに、展示される作品の実物や関連グッズは、SHIBUYA TSUTAYA 7Fの特設コーナーで購入可能です。ここでは、アートマップの配布も行われるため、来場者は自分のペースで展示作品を巡ることができます。この機会を通じて、アートファンはもちろん、アートに触れたことのない方にも新たな刺激を得てほしいと願っています。

ROADCASTの取り組み

このプロジェクトを主催する「ROADCAST」は、東京急行電鉄株式会社が展開する街メディア事業。未活用の壁面を利用し、アート企画やプロモーションを同時に展開することで、渋谷の新たな文化を創造しようとしています。加えて、街の活性化を促進し、落書きなどの問題を抱える裏路地の壁面を有効に活用することを目的としています。

また、ROADCASTは、アーティストやクリエイターをスペースのオーナーと結ぶプラットフォームサービス「SERENDIOUS」を提供しており、空きスペースを有効に活用したいというニーズに応えるお手伝いをしています。このプロジェクトのように、アーティストやクリエイターを企業と結びつける取り組みを通じて、セレンディピティのある空間を創出し、アートをもっと身近に感じられるようにすることが目標です。