感情を贈る日本酒
2025-05-08 10:03:12

290年の伝統を背負い、新たな感情を伝える日本酒ギフトが登場

感情を贈る、新しい日本酒ギフトの登場



創業290年を誇る菊美人酒造が、2025年5月から新しい日本酒ギフトを展開します。『花を贈るように』というコンセプトのもと、大切な人への感謝や祝福を届けるための新商品は、近年の消費トレンド「エモ消費」に対応しています。実際、私たちが商品を選ぶ際に重視するのは、使用目的や価格ではなく、その商品を通じて得られる感情です。

エモ消費の背景と影響



近年、特にZ世代を中心に「エモ消費」が広まり、効果的なストーリー性や感情的価値のある商品が求められています。その流れは贈り物文化にも影響を及ぼし、従来の形式的な贈答品は次第に減少しています。日本酒も例外ではありません。かつてはお中元やお歳暮の主役だった日本酒ですが、贈答文化が変化する中でその存在感は薄れつつあります。

菊美人酒造は、こうした背景を踏まえ、日本酒の新たな可能性を模索しています。形式的な贈答品を脱却し、より感情を伴った贈り物として日本酒を再定義しています。

新たな日本酒ギフトの特徴



新商品は、誕生日、結婚祝い、昇進祝いなど、「こういう気持ちを伝えたい」という思いを形にできるよう設計されています。たとえば「芽吹」は、快気祝いや新生活に合わせた贈り物としてぴったりです。希望の象徴とされる「芽吹」という名前、その他のデザインや香りもそれを引き立たせます。

このギフトは、日本酒に詳しくない方にも嬉しい心配りがされています。選びやすさを重視し、商品の名前や説明は、直感的に想いを伝えるものになっています。また、手に取ったときに高揚感を感じられるようなデザインも工夫されています。

クラウドファンディングの反響



商品の発売に先立ち、クラウドファンディングで先行販売を行ったところ、開始24時間以内に目標の100万円を達成。最終的には260%の達成率で、計2,595,000円の支援金を集めました。このことからも、感情を贈る日本酒ギフトへの多くの関心が寄せられていることが伺えます。

菊美人酒造の歴史と誇り



菊美人酒造は1735年に創業し、米の旨みを生かした酒造りで知られています。特に「雫しぼり」と「槽しぼり」という伝統的な技法を守り、澄んだ味わいを追求しています。その運営と製品は多くの人に愛されており、2023年と2024年には国際的な酒コンテストでもゴールドを受賞しています。

商品概要



新シリーズは全6種展開され、価格は1,650円から9,680円(税込)です。菊美人酒造のオンラインストアや取り扱い酒販店で購入可能です。感情を贈る体験を通じて、贈る人と受け取る人の心の距離を縮めることを目指すこの日本酒ギフト。今からその誕生が楽しみです。


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会社情報

会社名
菊美人酒造株式会社
住所
福岡県みやま市瀬高町上庄183番地
電話番号
0944-62-3001

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